2002年12月20日 14:40

筑波やぶ(そば)

02.12.20  初めて行った店 
つくば市大字古来544-1  地図中央の赤い十字が店の位置

◇土浦学園線沿いにあって目立つ店。古くからあるようなのに、うわさは聞いたことがない。いつも駐車場に車がたくさんあるので気になってた。

やぶそばって、10年以上前に流行ってたと思う。当時はそばよりうどんの方が好きだったが、最近そばも味わいがあるなあって思うのは、年のせい・・・?

玄関戸を開けて入ると、中は少し暗めで、古くからあるそば店の雰囲気。正面にテーブル席(4人×6)で、左手には小上がりのお座敷(4人×3)、右手の壁の奥が厨房になっていた。

席に座ると、すぐに白い三角巾とエプロンを着用した女性従業員が、お茶を持ってきてくれた。白い三角巾、最近あまり見かけなくなってしまって、久々に見たら古風な感じ。

ランチメニューはないみたい。
常時メニューは、そば類が、かけ(もり)¥500、ざる¥600、たぬき¥700、天ぷらそばはなくてえび天そば¥1050、かき揚げ天そば、鴨南ばん¥1150、鍋焼きうどん¥1150。ご飯ものはひらめ天重¥630、ひらめ天定食¥730、かき揚げ天丼¥930、えび半天重¥630、えび天重¥1250など。

この常時メニューとは別刷された、写真入りのメニューが2枚あって、店の代表するメニューには、かき揚げ天もり¥1050、ひらめ天もり¥950、えび天もり¥1050が載っていた。店のおすすめメニューは、丼(Aセットがえび半天重、Bセットがひらめ天重、Cセットがとん天重)&そば(もりorかけ)¥1000のセットが3種載っていた。

私はおすすめメニューのCセットのとん天重&もりそばを注文した。

入店した時、店頭の駐車場には、7〜8台の車が停まっていたのに、店内には3組くらいしか客がいなくてちょっと変だなあと思っていたら、女性従業員ができあがった料理を厨房から店の奥の方に運んでいくのが見えた。どうやら、いちばん奥のテーブル席の後ろの引き戸の先に、部屋があるみたいだ。

少し待って、トレイで料理が出てきた。
トレイには、もりそば、つゆとっくりとそば用器、薬味小皿(わさび、ねぎ)、丼入りとん天重、みそ汁、漬け物(白菜、キャベツ)、きんぴらごぼうの小皿が、トレイにところ狭しで載っている豪華な定食だった。

そばは、薄茶の中くらいの太さで、長さは十分にあった。手打ちという感じじゃなくて、2・8そばよりそば粉の率が少なめの感じで、ちょっともちもちした食感で、ほんのりそばの香りが感じられた。茹でたてなので、つるつる食べられ、量もたっぷりめだった。つゆはバランスのとれてる味で、少し甘めのところが食べやすい感じ。

とん天重、とんかつの天ぷらバージョンなのかと思って注文したのだが、食べたら、中身は豚の角煮風のやや厚切りの肉だった。バラ肉のところみたいで、脂身はとろりと柔らかかった。ご飯と角煮と衣と甘からの色の濃いめのたれがからんで、天丼よりずっとこってりした丼ものだ。

みそ汁は、大根、にんじん、たまねぎ、木綿豆腐などの具がたっぷりはいっていて、肉なしの豚汁って感じ。
きんぴらゴボウは、(太めのたてぎりのゴボウ7本とにんじん2本くらい)濃いめのたれでしっかり煮付けてあって、味も濃いめだった。白菜・キュウリの漬け物は自家製っぽい、そぼくな漬け物だった。

そばやそばの定食をたっぷり食べたい人にぴったり。おすすめ度7.1。

◇ランチメニューなし。  11:00〜?   日休?
◇かけ、もり¥500、かもなんばん¥1150、えび天そば¥1050など
◇テーブル席4人×6、座敷席4人×3、別に個室などあり ◇駐車場…14台



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