2002年12月
2002年12月24日 14:38
土浦駅東口を出てすぐ左、ホテルアルファ内 地図中央の赤い十字が店の位置
土浦市港町1-4-26 TEL0298(24)1211
◇つくばからちょっと遠いし、食べ歩きスケジュールがいっぱいで、なかなか行けなくて残念。久しぶりなので、意気込んで行った。
今週のランチのピリ辛系料理は定番の麻婆豆腐、小海老の辛味炒め、ホイコーロウの3種だった。私はその中の小海老の辛味炒めを注文した。
最近は、ラーメンでも、中華でも、和食でも、加糖による甘みの強い味付けに出会うことが多い。甘さの効いた料理は華やかで食べやすく感じるが、本来の素材の味がわかりにくい。また、塩分とか糖分は慣れによって、どんどん濃い方に傾く傾向があるので、健康面からも加糖は控えめな方がいいのでは、と考えている。
窓側の席に座ると、大きな窓から行き交う車や歩道を歩く人の姿がよく見える。(時々、歩いてる人と目があって、ちょっと困ったりもする)そんな土浦駅前の喧騒が別世界と思われるほど、明るい店内はゆっくり、のんびり食事ができる空間だ。
女性従業員は顔ぶれが新しくなって、人数も増えたような気がする。
トレイにのって、料理が熱々で出てきた。
小海老の辛味炒めは、海老チリを想像していたら、海老だけじゃなくて、茸とくわいみたいなしゃりしゃりした書簡の野菜とともに炒めてある料理だった。小海老と書いてあるわりには、3.5cm位のサイズの海老が10つ以上入っていたので、海老チリよりボリュームのある炒め物だった。味付けは普段食べるチリソースより、あっさりしてる感じだった。
スープは、珍しいコーンと卵のスープで、とろみがしっかり付いていた。ごはん、ザーサイ、点心(小龍包)、デザートはいつもと同じだった。
食後に、セルフサービスのコーヒーをゆっくり飲んだ。
ちょっとした加減で、料理の状態は変動するが、最近はあまり波がなくて、いい状態みたい。おすすめ度8.7!
◇ランチメニューは11:30〜14:00(月〜土)、夜営業17:00〜21:00 無休
◇週替わりランチ7種、各¥850(料理1品、ご飯、スープ、ザーサイ、点心、杏仁豆腐)。
◇テーブル席10ヶ以上(個室あり) ◇駐車場…10台くらい
2002年12月23日 14:39
つくば市春日2-21-13 TEL029-856-5224 地図中央の赤い十字が店の位置
◇この前日(12/22)に新規オープン。5階建てマンション1階のテナントの1つ。外壁は木板などで覆っていて、和風の落ち着いた雰囲気で、おしゃれな居酒屋って感じ。
従業員が大勢(8人)いて、入ると元気にいらっしゃいませと迎えてくれた。入って右の壁沿いにカウンター(6席)、左はテーブル席(4人×2)、奥にL字のカウンター席(11席)がある。カウンター内(ガラス張り)の厨房はかなり広い。
天井が低めで圧迫感あるが、木目のカウンター板は奥行き50cm位でゆったり。窓には組んだ竹がはめこまれ、天井は細竹材。壁はわらを混ぜてある塗り壁らしく柔らかな質感。
厨房内に男性が3人。1人が50代位で他2人は20代位。役割を分担してたみたい。他に、女性従業員は若い人やおばちゃん合わせて5人くらい。客より従業員数が多い感じだったが、従業員はみんなパタパタしてた。
メニューを見ると、いちばん安い醤油拉麺が¥700もするっ!えっえ〜、高いっ〜!。つくばで最高の値段の醤油ラーメンだ〜っ!。オープンサービスで、麦飯or白飯が無料、餃子が¥100になってた。
私は醤油拉麺、連れは戎拉麺、あと餃子1人前、麦飯と白飯を注文した。
ラーメン待ちながら、厨房内の様子眺めてた。厨房の女性従業員は、コップなどの置いてあるアルミ製棚に結びつけてあった白糸で茶色の玉子(たぶん味付け玉子)を縦2つ切りにしてた。
ラーメン担当のお兄ちゃんは、麺を1人前ずつ鍋の中の深ざるに入れて、かき回し、ゆで上がると、床上で上下に4回振って湯切りをして、丼に入れていた。丼は、醤油、塩、味噌それぞれ、焼きも形も違うおしゃれな丼を使用してた。塩ラーメンの丼は持ちにくいらしく、両手の親指を丼の内側に2cm強入れる感じで持ち上げ、カウンターに乗せていた。
◆醤油拉麺¥700
麺…中太縮れ麺、ちょっと丸麺っぽい
スープ…しょうゆ色中くらい、油分少〜中くらい、背脂なし、やや混濁
具…焼豚1枚(昆布が巻きこんである)、ほうれん草、メンマ、味付け玉子1/2、のり、長ネギ
スープはふわっと煮干し系の香りがして、適度の甘みのあるやさしい味。野菜の甘みというより、加糖による甘さみたい。最近は、こういう感じで加糖してあるラーメンがあるが、私は加糖してないスープが好きだ。油分はまあまあ浮いているが、臭みはなく、甘さ以外はすっきりした味のスープだ。
麺は不透明な薄い黄色の麺で、もこもこもちもちした食感。のどごしより、噛むことでラーメンを食べたという充実感が得られる感じ。つんとしたラーメン特有のにおいも少ない。
焼き豚は直径7cm位のバラロール、厚みも4mmくらいり、中心に昆布が巻き込んである珍しい焼豚。肉質が軟らかく、麺を食べてる間に、層ごとに分かれてしまっていた。
味付け玉子は、卵黄の外側がうっすら固まる位の半熟度で、卵白部分がかなり茶色に染まっていて、卵黄部分も少し黄色が濃くなっていてた。食べると卵白、卵黄共にしっかり醤油味が付いていた。
ほうれん草は、揃えた形で入っていた。冷凍品じゃなく、ちゃんと茹でたものみたい。長ネギは輪切りでどれも若干厚め(1mm強くらい)。
◆麦飯は(通常だと小¥100、大¥150)、思ったより麦は少なめで米の1割くらい。
餃子は(通常¥350)、ビニール袋から冷凍餃子を取り出して焼いてた。四角い皿に4ヶ。サービスの¥100なので4ヶなのか・・・。もし4ヶで¥350なら、かなり高価な餃子になる。これも加糖してあって食べやすい味になってた。
塩ラーメンは細麺だった。スープは醤油拉麺より甘さが抑えぎみで、塩分濃度は、薄く感じるのとあっさり感じるのの中間くらいだった。
使用している宮古島の塩は、含有ミネラルが世界一とのことで、ギネスで認定されてる。120gで¥600位とかなり高いが、ラーメン1杯に使う塩の量はせいぜい20円くらいなので、醤油拉麺が¥700戎拉麺¥750もする理由にはならないような気がするが・・・。
個人的な意見として、ラーメンが¥700だとつらい。和食店やファミレスで¥500〜600でちゃんとした定食や丼が食べられるのにとつい考えちゃう。とんかつ純平のチキンカツ定食¥680を思い浮べてしまった!。コストパフォーマンスを重視する私の満足度は、6.8かな。
◇営業時間:11:30-14:30、17:30-21:30 木定休
◇醤油拉麺¥700、戎拉麺(塩)¥750、味噌拉麺¥730、チャーシュー麺¥900、戎餃子¥350など
◇テーブル席4人×2、カウンター席17 ◇駐車場…3台
2002年12月22日 14:39
つくば市天久保1丁目10-4 tel 0298(58)2520 地図中央の赤い十字が店の位置
◇とんかつが食べたくなって行ったのに、なぜかまたチキンかつを注文してしまった。みんなに、チキンかつは貧乏くさいとか、とんかつ店ではやっぱりとんかつだよ、とかいろいろ言われるが、私はチキンかつもとんかつも両方好きで、とんかつの代用品とかって考えたことはない。
日曜は客の出足が遅いみたいで、まだ混んでなかった。
相変わらず、カウンター場の水槽は透明。どのくらいの頻度で水かえしてるんだろう。水槽脇には金魚の餌があるけれど、水槽内に魚の姿はない。
店主は注文受けてから、肉をとりだして、衣をつけて揚げ始める。
千切りキャベツとか、つけ合わせのサラダとかはもう準備してあってもりつければいい状態になってる。几帳面みたいで、いつもだいたい同じ手順で作業が進んでいる。
衣をつけたかつを油に入れてから、鍋の載ってるガス台に火を付けて温めはじめた。いつも、みそ汁は人数分づつ温めてるが、今回は何だか火にかけてる時間が長いような気がする。みそ汁って、煮立たせ過ぎると、風味が落ちてしまうので、熱々がいいけれどそのあたりの加減は微妙だ。
ぐらぐら煮立ってるみたいなので、もういいんじゃないのかなあと、やきもきしてしまう。店主は気づかないようで、それでも時折ちらっと見ているようでもあるし(途中で具材を入れてたし)・・・。ああ、でもこんなに長く、しかも中火より強めの火加減で〜、もうだめかもしれない〜、と思った頃ちょうどチキンかつが揚がって、鍋の火を止めた。
チキンかつ定食が出てきた。
山盛りに立体的に盛られた千切りキャベツの横には、マカロニサラダが添えてあった。いつもはポテトサラダなのに、珍しい(というかマカロニサラダは初めて)。チキンかつは、油がまだ新しいみたいで、粗めのソフトパン粉はサクッと揚がっていた。ちゃんと油も切ってあった。
そして出てきたみそ汁は、豚汁だった。上々の出来だった!。豚汁だから、みそ汁よりも長く煮立ててたのだ。食べると、中の豚肉かたくなっていないのに、大根は煮えてるし、ちゃんと作りたての味がして、味噌の風味も全然にげてない熱々の豚汁だった。ずっと、心配してみそ汁を観察してたので、ホッとした。
大根の自家製漬け物は、刻んだにんにくが入ってたみたい。にんにくは嫌いじゃないけれど、昼間だとにおいがちょっと気になる。
つけ合わせのサラダ、みそ汁ともに内容が変わってたけれど、なにか心境に変化があったのかなあ?
駐車場は狭くてとめにくく、店の見た目はぱっとしないが、店主は包丁使いが上手くて、ちゃんとした洋食店で修行してきた人って感じがする。私はどうも天久保地域の細い道が苦手なので、できたらもっと駐車場が広い店舗に移ってほしい〜!。(↑勝手に希望を言ってる)。そしたらもっと頻回、週に2〜3回くらい仲間を連れて行っちゃいそう〜!良心的な内容と価格に、おすすめ度7.9!
◇営業時間:昼11:30〜14:30 夜18:00〜21:30 金曜定休
◇メニュー:おろしとんかつ定食\800、チキンカツ定食\680、カキフライ定食\750。ロースカツ定食\1000
◇カウンター席5、座敷4人×4 ◇駐車場、他の店と共有で数台?
2002年12月21日 14:40
つくば市花室 TEL0298ー57-6121 地図中央の赤い十字が店の位置
◇12/16にオープンしたばかり。畑やら幼稚園やら町工場などの間をくねくね走る(あんまり信号のない)道路沿いに建ってる2階建てのビルっぽい建物の1階が店。かかっている暖簾(2枚)は白地に朱色で中華料理と書いてあって(文字まわりには回回みたいな柄で縁取りしてあり)、いかにも庶民的。裏手の自宅らしき民家とは棟続きみたい。
駐車場らしき場所はなくて、店頭に横付けみたいにとめれば、2台くらいは止められそう。
店内に入ると、左手にカウンター(5席)、右手にはテーブル席(4人用×3)がすごくゆったりと配置してあって、ガランとした雰囲気。
カウンター内に60代位の夫婦みたいなおじさんとおばさんがいて、おじさんが店主みたい。外まわりで接客してたのは30〜40代位の、アニマルプリントの服を着た、ジャズダンスなどが似合いそうな華やかな女性で、え?って感じ。おじさん、おばさんと親しげに話をしてて、どうやら身内みたい。
◆ラーメン¥450
麺…ごく軽いウエーブのある細麺
スープ…しょうゆ色中くらい、油分やや多め、背脂なし、透明
具…焼き豚1枚、メンマ、ゆで卵1/2、ねぎ
◆ラーメンは熱々で出てきた。麺はかなり細いタイプで、おばちゃんが茹でていたが、かたさはちょうどいいくらいになっていた。スープは、だしの風味が少し薄めであっさりしてるが、スープ表面に浮いていた油でコクを補っている感じ。焼き豚は、煮て作ったタイプ。表面積小さく、厚みが5mmくらいと厚めに切ってあった。メンマは市販品っぽくて、やや多めに入っていた。全熟のゆで卵は、作りたてらしく、家庭的なやさしい味がした。麺の量、ちょっと多目に感じた。
おじさんは、注文受けたレバ炒めを、中華鍋で慣れた手つきで作っていた。厚切りのレバーをもやし、ニラなどと一緒に炒めてある、シンプルに作っレバ炒めだった。満足度6.9。
◇営業時間:AM12:00〜PM10:00 しばらく無休
◇ラーメン¥450、タンメン¥600、チャーシュメン¥700、レバ炒めライス¥600など
◇テーブル席4人×3、カウンター席5 ◇駐車場…2〜3台?
2002年12月20日 14:40
つくば市大字古来544-1 地図中央の赤い十字が店の位置
◇土浦学園線沿いにあって目立つ店。古くからあるようなのに、うわさは聞いたことがない。いつも駐車場に車がたくさんあるので気になってた。
やぶそばって、10年以上前に流行ってたと思う。当時はそばよりうどんの方が好きだったが、最近そばも味わいがあるなあって思うのは、年のせい・・・?
玄関戸を開けて入ると、中は少し暗めで、古くからあるそば店の雰囲気。正面にテーブル席(4人×6)で、左手には小上がりのお座敷(4人×3)、右手の壁の奥が厨房になっていた。
席に座ると、すぐに白い三角巾とエプロンを着用した女性従業員が、お茶を持ってきてくれた。白い三角巾、最近あまり見かけなくなってしまって、久々に見たら古風な感じ。
ランチメニューはないみたい。
常時メニューは、そば類が、かけ(もり)¥500、ざる¥600、たぬき¥700、天ぷらそばはなくてえび天そば¥1050、かき揚げ天そば、鴨南ばん¥1150、鍋焼きうどん¥1150。ご飯ものはひらめ天重¥630、ひらめ天定食¥730、かき揚げ天丼¥930、えび半天重¥630、えび天重¥1250など。
この常時メニューとは別刷された、写真入りのメニューが2枚あって、店の代表するメニューには、かき揚げ天もり¥1050、ひらめ天もり¥950、えび天もり¥1050が載っていた。店のおすすめメニューは、丼(Aセットがえび半天重、Bセットがひらめ天重、Cセットがとん天重)&そば(もりorかけ)¥1000のセットが3種載っていた。
私はおすすめメニューのCセットのとん天重&もりそばを注文した。
入店した時、店頭の駐車場には、7〜8台の車が停まっていたのに、店内には3組くらいしか客がいなくてちょっと変だなあと思っていたら、女性従業員ができあがった料理を厨房から店の奥の方に運んでいくのが見えた。どうやら、いちばん奥のテーブル席の後ろの引き戸の先に、部屋があるみたいだ。
少し待って、トレイで料理が出てきた。
トレイには、もりそば、つゆとっくりとそば用器、薬味小皿(わさび、ねぎ)、丼入りとん天重、みそ汁、漬け物(白菜、キャベツ)、きんぴらごぼうの小皿が、トレイにところ狭しで載っている豪華な定食だった。
そばは、薄茶の中くらいの太さで、長さは十分にあった。手打ちという感じじゃなくて、2・8そばよりそば粉の率が少なめの感じで、ちょっともちもちした食感で、ほんのりそばの香りが感じられた。茹でたてなので、つるつる食べられ、量もたっぷりめだった。つゆはバランスのとれてる味で、少し甘めのところが食べやすい感じ。
とん天重、とんかつの天ぷらバージョンなのかと思って注文したのだが、食べたら、中身は豚の角煮風のやや厚切りの肉だった。バラ肉のところみたいで、脂身はとろりと柔らかかった。ご飯と角煮と衣と甘からの色の濃いめのたれがからんで、天丼よりずっとこってりした丼ものだ。
みそ汁は、大根、にんじん、たまねぎ、木綿豆腐などの具がたっぷりはいっていて、肉なしの豚汁って感じ。
きんぴらゴボウは、(太めのたてぎりのゴボウ7本とにんじん2本くらい)濃いめのたれでしっかり煮付けてあって、味も濃いめだった。白菜・キュウリの漬け物は自家製っぽい、そぼくな漬け物だった。
そばやそばの定食をたっぷり食べたい人にぴったり。おすすめ度7.1。
◇ランチメニューなし。 11:00〜? 日休?
◇かけ、もり¥500、かもなんばん¥1150、えび天そば¥1050など
◇テーブル席4人×6、座敷席4人×3、別に個室などあり ◇駐車場…14台