◎とんかつ

2002年08月02日 21:16

 02.8.2 初めて行った店
つくば市東光台2-10-15 TEL0298(47)5020 地図中央の赤い十字が店の位置

◇東光台の研究所が建ち並ぶ通り沿い、飲屋街みたいな建物の角にある。
とんかつ店と思って行ったが、玄関前に出してあったメニュー板には、とんかつ系のメニューはかつ重¥800だけで、それ以外はさんま焼き魚定食など居酒屋のあるような定食メニューだった。

店内は左手がカウンター(8席)で、右手がお座敷席(4人×3)になってて、50代くらいの夫婦で切り盛りしてるみたい。店主は、縮れ具合はパンチ風だが、少し長さのある髪型の小粋で遊び人風の男性、メガネをかけた 奥さんはふつうの感じの人だった。

壁にはメニューを書いた紙がたくさん貼ってあり、トライアングル(焼酎)のボトルキープ瓶が並んでて、こじんまりした居酒屋という雰囲気。カウンター席の男性は冷や奴を食べていた。

ランチメニューはないみたい。メニューは、さんま焼き魚定食¥750、ひれかつ&かきフライ定食¥800 、ロースかつ定食¥1000など。焼き魚を食べてる客はほとんどいなかったので、私もロースかつ定食を注文した!連れはヒレ、カキミックス定食。

店主は注文を受けた順に、2〜4人前ずつの料理をこなしていくような段取りで作業してた。
とんかつの注文受けると、かたまりで購入してきた肉を(ひれ、ロース)注文の順にカットし、周りのよけいな部分をそぎ落とし、塩&しょうやをふり、衣をつ けて揚げていく。パン粉は調理台の引き出しに保存されていたので、その引き出しに小麦粉と溶き卵をつけた肉を入れ、押しつけるようにして パン粉をつけていた。押しつける時、引き出しがガタゴト音を立てていた。

ロース肉をすごく厚切りにして、載せるお皿も金の縁取りのを出していたが、あれは特製ロースかつ定食だったのかも…。

かなり待って、トレイにのってロースかつ定食が出てきた。
ロースかつ、ご飯、みそ汁、きゅうり漬け、小鉢(茹でいんげんのマヨネーズ添え)がのっていた。
肉は基本的なロースの部分で、私好み!(ロース肉は肩ロースに近づくにつれ、脂身と赤身の混じり方が変わる)。肉厚も1.2〜3mmあり。きれいなきつね 色でさくっと揚がっていた。しかし、かむとすぐに肉から衣がはがれてしまい、やや食べにくかった。生の豚肉を下ごしらえした同じまな板に、揚げたとんかつ を載せカットしていたのがちょっと気になった。

小鉢のいんげんはしっかり茹でてあり柔らかかった。みそ汁はややぬるめだが、じゃがいも、油揚げ、わかめなどが入ってて、かつおだしが効いていた。

お皿のキャベツはとんかつ店としてはやや少な目だが、キャベツは機械切りの店が多いのにここは奥さんが包丁で刻んでた。ひれ&かきフライの定食のヒレ肉は 肉質柔らかくいい具合に揚がっていた。かきフライは衣付きで冷凍されてたみたいな感じで、かきの風味うすかった。少しづつ作るので、この日みたいにたくさ ん客が来てると、かなり待つことがあるみたい。おすすめ度、6.9。

記事検索
最新記事