2005年11月01日 21:17

だるま家(ラーメン)

05年11月 初めての店 
地図中央の赤い十字が店の位置

◇土浦駅前のウララのすぐ西側にある店。古めいたビル風の建物1階に、赤い暖簾&提灯もかかってて、クラッシックで昭和を彷彿とさせる店。

駐車場はないと聞いていたので、近くの有料駐車場に車を止め、そこから店まで歩いて行った。

店頭に辿り着いて、近くで見てみたら、遠目で見たときよりもっと鄙びた印象。やや腰は引けながらも、のれんをくぐって店の中に入る。

店の床面は道路より低い位置にあるみたいで、店に入る時は、少し下るような感じ。

左手奥に広めの厨房があって、それを囲むようにL字型の赤いカウンター&椅子(14席)になってる。テーブル席とかはなく、懐かしい雰囲気のこぢんまりした店。

厨房内にいた50代くらいの対照的な風貌のおじさんが2人(1人はやさしいえびす顔の人で、もう1人は強面の人)に、いらっしゃいと迎えられた。

椅子の背部に設置してある券売機で食券を買うシステム(ちなみに水もセルフサービス)。
メニューは

・しょうゆラーメン¥550
・みそラーメン¥600
・ねぎラーメン¥650
・ねぎみそラーメン¥700
・チャーシューメン¥800
・みそチャーシューメン¥850
・ねぎチャーシューメン¥900
・つけ麺¥600
・豚キムチラーメン¥800

・キムチ¥250
・餃子¥350
・ビール¥500

・メンマ¥100
・のり¥100
・わかめ¥50
・コーン¥50
・バター¥50

■麺類の大盛りは各¥150増し

しょうゆラーメン¥550とねぎラーメン¥650の食券を買って、席に座る。えびす顔のおじさんに食券を渡す時に、サービスのライスの有無を聞かれたので、付けてもらうことにした。

おじさん2人は、2人ともてきぱきと働いてて、主従の関係があまり感じられなかった。顔立ち似てないので、兄弟や身内とかではなさそうだし、おじさん2人で切り盛りして、こういう店は珍しい。おじさん2人なので最初怖そうな気がしたが、応対は感じ良かった。

あまり待たずにラーメンができあがって、カウンター越しに渡された。

◆しょうゆラーメン¥550
・麺…黄色の濃い、縮れた中麺(木島製の麺)
・スープ…しゅうゆ色中、油分中、背脂中くらい浮いてる
・具…焼き豚(大きめ)1枚、味付け玉子1ヶ、メンマ、のり(小)1枚、ねぎ

◆和風の丼に入っていたラーメンは作りたてで熱々。スタンダードなラーメンは基本的には¥500以内がいいなあって思ってるので、食券買うときちょっと高めに感じていたが、大きめの焼き豚、味付け玉子まるまる1ヶがトッピングされてるのをみて、その気持ちは一気に吹っ飛んだ。

スープは、浮いてる背脂とよく馴染んでいて、しっかり煮込んで作ったスープって感じ。黄色が濃いめでぷりぷりした食感の木島の麺が、やや堅めに茹でてあって、まさに食べ頃の状態のラーメンだった。

焼き豚は、豚肉の弾力と風味があって、ちゃんと回転してる品って感じ。大きめだったので、食べ応えがある。味付け玉子も半熟度・味の浸み加減が調度よかった。

サービスで付いてたライスには、脇に漬物が添えてあって、ラーメンと食べればお腹いっぱいになって、おじさん好みの感じ。

ファミリー向けにテーブル席があったり、席数の多いラーメン店の方が多くなっているが、熱々作りたてのラーメンを食べたいなら、カウンター席しかなくていいと思う。駐車場がないのは不便だが、土浦駅付近に来たついでになら寄れる。おじさん2人の仕事効率と席数がドンぴしゃで、それがラーメンが食べ頃状態で出てくる秘訣になってて、ラーメン店のあるべき姿ここにありって感じ。おすすめ度7.5!

◇営業時間11:00〜深夜2:00 日定休


↑外観


↑店内


↑しょうゆラーメン¥550


↑ねぎラーメン¥650


↑サービスライス 



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
最新記事