2005年11月01日 21:16

セイロンキッチン(カレー)

05年11月 初めての店 
地図中央の赤い十字が店の位置

◇テクノパーク桜の少し北の住宅街の中に、今年できたカレー店。セイロンとは、スリランカの昔の国名。

2階建ての民家風建物の1階に店があった。店頭は車が1〜2台止められそうなスペースになってて、脇には、箱型の売店があった。昼通りかかる時は、いつも閉まっているのに、中には輸入食材など商品が並んでるので、夜営業してるのかも。

店の並び(細い道を挟んだところにある)の空き地に、駐車場の案内が出ていたので、そこに車を止めた。

この空き地、そんなに広くないのに、奥の方に廃車が2台置き去りになってた。中古車販売をしてる知人でもいるのかな?とか思いながら、店まで歩いていく。

建物は1階の2カ所が出窓になってて、以前美容院だったような造り。玄関周りに、傘立て、水まき用ホースなどがあって、生活感があるので、2階が住居になってるのかも。

そんなことを考えつつ、玄関ドアを開けて店の中んび入った。

店内は、横長の長方形型で、左奥はバーカウンター(席が4つくらいあった)になってて、内側の壁には様々な酒瓶が並んでた。右奥はガラス越しで客席からも少し見える感じの厨房になってた。バーと厨房の手前側のスペースに、シンプルなテーブル席(4人×5つ)が配置されてた。

造りは日本的だが、壁には像柄の布、円形彫金プレートが飾ってあるし、出窓に置かれてるDVDは外国の音楽ばかりで、やはりどことなく異国情緒漂ってるって感じ。

30代くらいの日本人女性にいらっしゃいませと迎えられた。前回(5月)に来たときにいた、インド人(スリランカ人?)らしき店主はいなくて、この日本人女性が1人だった。2人は夫婦のようだったので、店主は留守の時は奥さんが1人で店を切り盛りしてるのかも。

空いてる席に座って、メニューを見た。5月とはランチメニューは少し変わり、平日と土日はランチは値段と内容が別になっていた。

■平日ランチ
・Aランチ¥680…サラダ・ライス・豆or野菜カレー(日替り)
          肉カレー(チキン、マトン、ポークから1種)・紅茶orアイスティー
・Bランチ¥680…サラダ・ナン
          肉カレー(チキン、マトン、ポークから1種)・紅茶orアイスティー

■土・日のランチ
・ライスセット¥850…ライス、豆カレー、肉カレー、スープ
・ナンセット¥850…ナン、肉カレー、スープ

AランチとBランチ各¥680を注文した。

日本人女性は、注文受けると、バーカウンターの方に戻って、調理作業をしていた。ちょっと待ってたら、サラダが運ばれてきた。

その後、カレー、ライス、ちょっと待ってナンが運ばれてきた。カレーとライスは運ばれてくる前に、厨房内にあるごつい感じの電子レンジで温めなおしていた。

マトンカレーは、焦茶色のルーには不揃いの小さい肉が入っていた。サラサラしたルーの中には、細かい粒子状の各種スパイスがしっかり混じってて、塩分も強いが香辛料の風味も濃いめだった。ライスは白い日本米だったが、日替わりで付いてるカレーは豆のカレーで、スパイシーさのあまりなく、口の中で粒々、粉粉してて、日本ではあまり出会えない珍しい食感のカレーだった。

チキンカレーは、控えめの量のルーの中に骨付きの大きめの肉が入っていて、ちょっとアンバランスな印象だったが、肉は簡単に骨からはずれるくらい煮込んであって、こちらも塩分やや強めながら香辛料がしっかり効いてスパイシーだった。ナンは、ふっくら焼きたてで、表面にまんべんなく、オイルが塗ってあって、つやつや光っていた。食べると、サクサクした食感で、ミラやニューミラのふっくらもちもちしたナンとは、また別の風味で楽しめた。

奥さんが日本人のせいか、想像してたよりずっと家庭的な雰囲気の店。ルーの量はやや控えめだけど、スパイシーで塩分強いので、たくさんあってももてあましちゃうので、適量かも。

◇営業時間11:00〜14:00、17:00〜22:00 火定休


↑外観


↑店内


↑Aセット¥680(マトンカレー)


↑Bセット¥680(チキンカレー)

 

↑サラダ&アイスティー 



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