2005年05月01日 20:34

小町庵(そば)

05.5月 初めて行った店 土浦市小野491

◇筑波山麓の新治村に残る『小野小町伝説』を全国に広めようと造られた施設「小町のふれあい広場」の中核となる“小町の館”という建物内にある。ふれあい広場には茨城県内一を誇る直径7mの水車、農産物直売所などもあり、そば打ち体験(要予約)も楽しめるとのこと。観光がてら、ちょっと足をのばして行ってみた。

平日のせいか敷地内中央にある大きな駐車場ガラガラ。以前休日に来た時、けっこう人がいて、人気スポットとか思ってたのだが、平日の観光スポットってどこでもこんなものかも・・・、とか思いつつ車を止めて目的の“小町の館”に向かう。

“小町の館”階段を12〜3段登った小高い場所に建てられてい、平屋の草庵風の落ち着いた雰囲気の建物。建物内に入ると、そこは広めのホールになっていて、そば打ちの道具・材料・地元の物産などが陳列してあり、一部はギャラリー風になっている。

陳列してある餅や漬物などを見ながら、左手の方に進んでいくと、少し奥まった場所に麻っぽい涼しげな暖簾のかかった小町庵の玄関があった。営業中の札がかかっていたので、店の中に入った。

玄関入ると、左手側にはテーブル席が縦に数個並んでいて、右手は手前が床貼りの広めの小上がり(6人卓×6)と奥が厨房になっていて、飾り気のない素朴な雰囲気でまとめてあった。

午後1時をかなり過ぎていたので、店内にはハイキング風の軽装をした50代くらいのおばさまグループが1組だけ。厨房の方に何人か従業員がいたが、みんな近所のおばちゃんって感じの女性だった。どうぞと言われたので、空いてる席に座った。

お茶をもってきてくれた40代くらいの女性授業員に、私たちはそろそろ休憩にはいりますが、どうぞごゆっくりしていって下さい、とにこやかに言われた。ここは町おこしの一環として地元の婦人たちが切り盛りしてる店みたいで、通常の飲食店とは異なり、経営が穏やかな印象(営業は昼のみ)。

メニューを見て、安さにちょっとびっくりした。

◆冷たいそば
・もりそば¥630
・きのこそば¥735
・天もりそば¥840
・おろしそば¥735
・せいろそば¥420
・五合そば¥2100

◆あたたかいそば
・かけそば¥630
・月見そば¥735
・きのこそば¥735
・天かけそば¥840

◆天ぷら¥210

◆飲み物
・ビール¥400
・ジュース¥160
・コーラ¥160
・ウーロン茶¥160

◆そば打ち体験
・1鉢(500g、4〜5人前)¥2000…要予約

この中から、もりそば¥630と天もりそば¥840を注文した。

ちょっと待って、トレイに載せてそばが運ばれてきた。
四角い器に中央が小高く盛られたそばは、うっすら緑ががった薄茶色の少し扁平な中くらいの太さのそばだった。手打ちなので少し太さにばらつきがあるが、食べると表面がつるんとした割と柔らかい食感のもので口の中になじむって感じ。

天もりそばの天ぷらは、大きめのかき揚げ、赤パプリカ、さつまいもなど5点盛りで、家庭的にさくっと揚がっていた。

付いてたみかんは皮が素朴で、いかにも地元産の無農薬って感じのものだった。

そばにはいろんなタイプがあるが、ここのは、素朴さと優しさがあいまった感じのお母さんの味的なそばって感じ。


↑駐車場からの眺め


↑外観


↑店内


↑もりそば¥630


↑天もりそば¥840 



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