2005年02月01日 20:22
ドーノドーノ(イタリアン)
05.2月 初めて行った店 地図中央の赤い十字が店の位置
◇2004.12/1に東大通り沿い(珍来があった所)にオープンした。倉庫かと思うようなシンプルな箱形の建物。
どうやら、この店はカジュアルイタリアンの店として全国に約17の店舗を持つ『PISILINO』(=ピソリーノ)の新しくできた姉妹チューンのようで、熊本に次いで全国で2店舗目の店のようで、珍来が経営してるという噂。
店の前の広い駐車場に止めて、店内に入ると従業員が一斉にイタリア語っぽいかけ声で元気に迎えてくれた。
店内は右手には厨房とケーキが並ぶショーケースなどがあって、左手側が客席コーナー。床が板張りの店内は、白を基調に窓枠が青で、さわやかさ漂うカジュアルでまた、適度に落ち着けるハイセンスで都会的な雰囲気。
女性従業員に席に案内され、メニューを見た。
メニューは、ナポリピザ16種、パスタ22種を中心に、デリと呼ばれる前菜風の1品料理10種、ケーキ9種などがあって、単品での注文も可能だが、それらを組み合わせたナポリ・ミラノ・フィレンツェ・ローマなどイタリアの有名都市の名前の付いたコースでの注文に心動かされるしくみになっていた。
ちなみにコースは、
・ミラノコース¥1000
ピザorパスタ+ドリンク
・フィレンツェコース¥1280
ピザorパスタ+ケーキ+ドリンク
・ローマコース¥1280
ピザorパスタ+サラダorデリ+ドリンク
・ナポリコース¥1480
ピザorパスタ+サラダorデリ+ケーキ+ドリンク
しばし考えて、いろいろ楽しめるナポリコース¥1480を注文した。
先にサラダとミラノ風カツレツが運ばれてきた。
サラダは、三角の白皿に生野菜と生ハムがきれいに盛りつけされてた。ミラノ風カツレツは、下に敷いてあるソースが缶詰のホールトマトみたいな風味のものだった。
ピザのマーレ(魚介&オリーブなどが入ってるもの)は、表面積が1人前にしては大きめだが、ピザ生地は薄めだった。ナポリから2ヶ月以上もかけて2トン以上もある新窯を運んだそうだが、トッピングの魚介類が冷凍だったためか、魚介からと思われる水分で、生地が湿っていて、水っぽい焼き上がりのピザだった。
パスタは、両手付の、表面エンボス加工のフライパンが、台座付きの状態で運ばれてきた。この店は自家製生パスタということだったので、期待していたのだが、麺は断面が楕円形のやや細めのつるつるした感が特徴のパスタで、いわゆるスパゲティ特有の食感はなく、味も淡泊で、期待とはちがったような印象。
食後のケーキのティラミスとチョコレートシフォンは、最近のつくばのデザートとしては地味な感じだが、きれいに盛られていた。
従来のピザ・スパゲティよりライトな味と内容で、インパクトのあるイタリアンの味ではなかったが、スタイルはイタリアンの雰囲気なのかも。ちょっと物足りない感じはするが、コースで頼むと単品ずつで注文するより、お得な値段にはなってる。軽い気持ちでイタリアンを楽しめそう。
↑外観
↑店内
◆サラダ&デリ
↑ミラノ風ビーフカツ
↑今週のサラダ
◆ピザ&パスタ
↑マーレ
↑アラビアータ
◆ケーキ
↑ティラミス
↑チョコレートシフォン
◆ドリンク
↑カプチーノ