2004年06月22日 00:47

十喜吉(そば)

04.6.22 初めて行った店
 地図中央の赤い十字が店の位置

◇牛久市と龍ヶ崎市のちょうど境目あたりに、今年4/21にオープンした手打ち蕎麦の店。通りかかりについ入ってしまった。

新築の建物はコテージ風の大きめな平屋の一戸建てで、ちょっと見にはそば店というより居酒屋っぽい。玄関前の駐車場もゆったりしてて20台くらいは止められそう。

暖簾の左脇はそば打ち用の小部屋になってて、ガラス越しに室内が見えた。

玄関入るとすぐ左手にレジで、その後ろが広めの厨房になってた。右手前が広さの割に席数が少ないゆったりしたテーブル席で、奧側が床の間に掛け軸がある上品な10畳くらいの座敷席だった。

席に座ると女性従業員がグラスに入った氷&薄い色のお茶を持ってきてくれた。飲んでみるとひんやり冷えてる香りのいいそば茶で(今時飲食店でよく出される水だし麦茶とは雲泥の差っ!)。いっきに飲み干してしまった。そういえば、冷たいそば茶っていうのは初めてだったかも。

常時メニューは(ランチメニューはないみたい)、

◆冷たいそば(orうどん)
・もり¥580
・ざる¥630
・天ざる¥1300
・舞茸天ざる¥1200
・つけとろ¥800
・冷やし月見¥840
・冷やしたぬき¥700

◆温かいぞば(orうどん)
・かけ¥580
・たぬき¥650
・けんちん¥800
・たぬき¥800
・鴨南¥1150
・野菜¥800
・カレー¥900
・舞茸天¥1200
・天ぷら¥1300
・とろろ¥800

◆つけ汁(冷たいそばorうどんを温かい汁で)
・山かけつけ汁¥800
・鴨つけ汁¥1200
・けんちんつけ汁¥800
・きのこつけ汁¥800
・野菜つけ汁¥750
・カレーつけ汁¥800

◆ごはん類
・海老天丼¥1150
・舞茸天丼¥1050
・野菜天丼¥900
・ミニ天丼¥500
・ミニかやくごはん¥300
・ミニ山かけごはん¥300
・ライス¥300
・半ライス¥200

この店は北茨城産のそばを石臼挽きして用いてるとのこと。そして、そばだけじゃなくうどんも手打ちらしい。うどんにも興味はあったけれど、今日の所はガマンして鴨つけ汁そば¥1200とけんちんつけ汁そば¥800を注文した。

ちょっと待って、2種類のそばが和風の薄型盆で運ばれてきた。

そばはほんのり緑かかった薄い茶色の細そばで、若干手打ちらしく少し太いのや細いのも混じっていたが、和皿のすのこの上にきれいに盛りつけされていた。食べてみると、長さ・コシもちゃんとあって、つるつるのどごしがよかった。kのつるつるした食感からすると、表示はなかったが2・8そばかも。

鴨のつけ汁は、甘さまあまあの濃い口タイプのもので、中には鴨肉5枚(かなり肉質のいい鴨)、長ネギ(縦切り)、とちょっと驚いたがなすも入っていた。

鴨肉は表面に焼き色が付いてて、サラダ油を引いたフライパンで炒めてから汁の中に投入したような感じ。なすは表面全体に油がまわっていて、素揚げ(orたっぷりめの油で炒めた)してからつけ汁の中に入れたみたい。これらの下処理によって、鴨肉もなすも風味が損なわれていない適度な火の通り方になっていた。ただつけ汁には鴨の油分だけでなく、なす炒めた時の油分も加わっているので、鴨肉だけの時の上品な味わいとは少し異なっているが、家庭料理的なコクのある味に仕上がっていた。

つけけんちんも鴨のつけじる同様、甘さまあまあの濃い口タイプのもので、大根、にんじん、こんにゃく、さといもなどが入っていて、つけ汁の量としては鴨汁よりたっぷりで、具だくさんなので、食べ応えがあった。

長ネギは水にさらした後、絞った感じで水切りしてあるものだった。

夏は暑さによってそばの風味が落ちるといわれてる季節だが、暑い日には冷たいそばをつるつるっと食べたくなる。まあたらしい店内でゆったり手打ちのそばが味わえてよかった。おすすめ度7.3。

◇営業時間11:00〜15:00、17:00〜20:30 木曜定休
◇テーブル席4人×4、座敷席4人×3 ◇駐車場 20台


↑店の外観


↑店内(テーブル席)


↑店内(お座敷席)


↑けんちんつけ汁そば¥800


↑鴨つけ汁そば¥1200 



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