2004年02月20日 22:35

大勝軒、佐貫店(ラーメン)

04.2.20 地図中央の赤い十字が店の位置
竜ヶ崎市佐貫3-14-14 電話0297-65-5877

◇茨城大勝軒の本店。ここ1〜2年の間につくばや牛久に数店支店を出している。気になってたので、とうとう佐貫駅(東口)まで足をのばして行ってみた。

常陽銀行と駐車場を挟んだ隣りにある2階建ての建物1階(通りに面したところ)に大勝軒の看板が掛かっていた。1階が店舗で2階は住居のよう(外階段はなかったので、店の人が住んでるみたい)。想像してたより簡素で小ぶりな印象。4〜5店も支店を持ってるようには見えない。

駐車場がどこかわからなかったので、車を止めて店に行ったら、玄関前に駐車場案内の紙が貼ってあった(建物の裏側などに数台分あるとのこと)。

店内は奥に細長い形。入ってすぐ右に券売機があった。茨城大勝軒はやはり本店も食券制だった。ここでつけめんとラーメンの食券を買った。

券売機の先は右にカウンター席が縦に10席ほど並んでた(席はこのカウンター席だけ)。カウンター内は狭くて、1人が通れるのがやっとで、通路としてのみ使ってるみたい。壁には、メニューや池袋大勝軒の山岸氏との2ショットの写真、額入りの「努力と根性」の標語、雑誌から切り抜いた店の記事、禁煙プレートなどが雑然と貼ってあった。

厨房は建物のいちばん奥。正午少し前だったが、店にいたのは若い男性従業員1人だけだった。食券を渡した時だけ姿を現したが、その後はほとんど、のれんの奥の厨房に引きこもっで調理をしていたので、ほったらかしにされてるような気持ちになった。

券売機の押しボタンの下の貼り紙に、
「当店の麺は、自家製麺で太いため、ゆで時間が大変かかります。また、もりそばとラーメンでもゆで時間が大変違うため、注文したものにより出てくる時間が違うので、自分よりもあとから来たお客様にものによっては先に出てしまうことがあり、お客様に不快な思いをさせてしまっていると思います。でも十番を間違えて出しているわけではありません。ご迷惑をおかけしてしまいますが、どうかご理解の上ご了承下さい。そのため当店では大盛りも同料金にさせて頂いております。よろしくお願いいたします。」

と書いてあった。麺ゆでに時間がかかるし、メニューによって順番がかわることがあるので、大盛りも同料金にしてるんだ。席数が10くらいしかないので、ちょっと言い訳っぽい印象は受けるが、大盛りにそういう理由があったとは今日初めて知った。

・・・ということでちょっと待って、先にラーメン、3分遅れくらいでつけめんが運ばれてきた。

◆らーめん¥630
・麺…ストレートに近い太麺
・スープ…混濁、ひき肉の脂身っぽいもの少量浮く
・具…焼き豚、メンマ、ひき肉、ゆで玉子1/2,かいわれ、たっぷりのねぎ

◆さすが本店、茨城大勝軒の中では、いちばん丁寧に作られたって印象のラーメン。かなり熱々。焼き豚は肉質きれいだし、スライスの状態も良好。たっぷりのネギはばらつきなく細かく切ってあった。

スープの中にひき肉が沈んでいた。麺を食べるときに一緒に絡まって口の中に入るため、麺の食感を損なう感じもするが、戦後の食糧難の時代に、だしと具を兼ねてたのかも知れないが、私の好みとしては、だしとして使っているのなら取り除いてある方がいい気がする。

つけめんは、ちゃんとつけじると麺が一緒に運ばれてきたのでホッとした。

正午を過ぎた頃、カウンター内に50代くらいの小柄で細身のにこやかな男性が現れた。店主!と思いきや、山岸氏と一緒に写ってる写真よりかなり年齢が上の感じ。老けた?急に?・・・あれこれ考えたが、どうやら顔立ちが似てるので、店主(田代氏)のお父さんかも。正午を過ぎて、ちょうど店がたて込んできた時間だったが、対応がとてもにこやかで、大勝軒の中では好感度ピカイチ。

この席数では、思ったとおり数人の待ち客がでた。意図的に行列させて目立つようにしているわけではないだろうが、私はすくに席に座れる店が好き。大盛り同料金なので腹いっぱい食べたい人向きのよう。茨城大勝軒の原点を堪能できて良かった。個人的な満足度は6.8。

◇営業11:00〜22:00(スープ切れ次第終了)不定休
◇らーめん¥630、ちゃーしゅうめん¥950、ちゅうとろちゃーしゅうめん¥1150、など
◇カウンター席10のみ ◇駐車場…店の奥側に数台


↑らーめん¥630


↑つけめん¥650 



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