2002年12月31日 14:34

砂武縞(そば)

02.12.31 前回00.9月 地図中央の赤い十字が店の位置
つくば市柴崎771-1 TEL029-857ー3488 

◇2000年にオープンした店。2年ぶりくらいで行った。

奥行きのある長方型の店内は、左手側が小上がりのお座敷(4人×4)、真ん中にテーブル席(4人×2、6人×1)があって、いちばん奥には個室のお座敷(4人×1)がある。右手側にある厨房は、客席から見えないようになっている。

店内は華美な装飾なくシンプルな和風にまとまっているので、窓際や棚の上に置かれた重みのある焼き物(筑波焼き)とよく映える。

この店のそばは、水府産極上そば粉100%の手打ちそば(水府産そば粉というのは、常陸秋そばの産地、水府村のことかも)で活性水素水を使って打ってるとのこと。(厨房奥にそば打ち部屋があるみたい。)

メニューは、せいろ(かけ)¥750、天せいろ(天そば)¥1500、えび天そば¥1400、かき揚げ天せいろ¥1300、とろろせいろ¥1200など。一般のそば店より種類少なく、鴨そばなどもない。

ランチサービス(毎日〜15:00)メニューが2種、(ミニかき揚げせいろ、ミニかき揚げ天そば各¥950)があったので、私はミニかき揚げせいろ、連れがミニかき揚げ天そばを注文した。接客してくれた40代くらいのおとなしそうな女性は、店主の奥さんっぽかった。

近くの席にいた、50代の男性2人連れは、先にビールを飲んだ後、そばを注文していた。いかわたルイベとか、ちょっと凝った感じの酒の肴系メニューも数種あるので、落ち着いて飲みたい時にはいいかも・・・。(特に奥のお座敷は、ゆったり上品なので、ぴったりかも)

厨房の方から、天ぷらを揚げてるパチパチという音が聞こえた後、トレイでそばが運ばれてきた。
トレイの上には、そば、かき揚げ(大根おろし添え)、てんつゆ、そばつゆ入ったとっくり、そばつゆの器、薬味(ねぎ、わさび)が載っていて、まあまあ豪華な感じ。

そばは丸い木製せいろ(すのこが敷いてあった)に中央が少し小高くなるように盛りつけてあった。そばは細めで、色はほんのり緑がかったごく薄い茶色。手打ちらしく、長めのに短めのが混じっていたが、ちゃんとつるつる食べれる長さだった。表面にぬめりがあるそばは、口の中に入れると、甘さと香りが感じられた。そばは見た目より、たっぷり入っていた。

天つゆとそばつゆは味は違うけれど、両方化学調味料とか使っていない感じですっきりした味付け。(天つゆの方がかつおの風味がやや強い感じ)

そばつゆは濃度が薄め(そのせいか、つゆはとっくりにたっぷり入っていた)。すっきりした味とやや薄めの濃度のため、つゆのこくや香りのふくらみがあまりないので、もの足りない感じ。
繊細でありながら力強いそばとつり合う、もう少しパンチ力のあるそばつゆの方がいいような・・・添えてあったミニかき揚げは、サクッと揚がっていたが、かき揚げの材料が輪切り&長ネギと細かく切ったイカの足なので、寂しい気もする。

ミニかき揚げ天そばは、見た目がミニかき揚げせいろに比べるかなり地味。そばつゆの味も、ちょっとあっさりしすぎかも。せいろの方が、天そばよりそばの味がよくわかるみたい。おすすめ度6.8。

◇ランチタイム11:00〜15:00(毎日)   水定休
◇ランチメニュー、ミニかき揚げせいろ、ミニかき揚げ天そば、各¥950。
◇テーブル席4人×2、6人×1、お座敷席4人×5 ◇駐車場…14台



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
最新記事