2004年12月

2004年12月24日

04.12.24 前回2001年1月
  地図中央の赤い十字が店の位置

◎オークラホテルの11階にあるバー。お手頃価格の丼定食のランチがあると聞いたので行ってみた(〜2/6まで、2005.2/7からは新メニューのヨーロピアンランチ¥1680が登場)。

エレベーターを降りて右手のバー(左手側はシェルブルー)に進みかけると、すぐに白シャツ&黒の上下のホテルマンがやってきて、丁寧な口調で迎えてくれ、そのまま折りめただしいスマートな物腰で店の中の席まで案内してくれた。

店内は以前と同じで、英国調で上品な雰囲気。ワンフロアーを2つの店舗で使っているためか店内は縦長、通路挟んで左右に席が配置されてる。大きな窓からの眺めはよく、筑波山もよく見える。(真下に、宿舎の布団や洗濯物が見えるのは少し残念…)。

席に座ってメニューを見た。
ランチメニューは
・週替りトクトクランチ(コーヒー付)¥840…(この週はジンギスカン丼定食)
・北海道はこだての朝市(コーヒー付)¥1365
・牛ロースステーキセット(コーヒー付)¥1365

・パスタセット¥840…今日はカルボナーラ
・パスタとサンドウィッチのセット¥1260
・フレンチトーストセット(コーヒー付)¥1050

週替りのジンギスカン丼とパスタセットを男性従業員に注文。店内には年輩のカップルなど4〜5組の客がいて、思ってた以上の客入り。先着順に眺めのいい席に案内されてるみたい。

従業員は全員男性で3〜4人いたが、みんないかにもホテルマンって感じ。さすがにオークラ、田舎臭さは微塵も無く、都会的な洗練さ。ちょっと風格のある人はフロントマネージャーとかでシェルブルーとコンチネンタル両方を見回ってるかも。ただ、一流のホテルマンの、出過ぎず、気持ち良くもてなすというほどではなく、ちょっとツンとした印象もあるかも。

ちょっと待ってたら、ジンギスカン丼定食が半円型の和盆で運ばれてきた。みそ汁・サラダ・デザート・フルーツがのってて豪華。

ジンギスカン丼は、パプリカ(黄と赤)、ピーマン、玉ねぎ、なす、肉(かためだったのでマトン?)が炒めてあって、カラフル。甘からい濃いめの味付けがご飯に合ってた。みそ汁はわかめ&油揚げで、上に小ネギとかたい大根が浮いてた。サラダには、数種のリーフが入ってた。デザートは、表面がパリッと炙ってあるクレームブリュレ、フルーツはキューイ、ブドウ、かき、生パイナップルの4点盛りだった。食後にはコーヒーが付いてた。

パスタランチは、ジンギスカンとはうってかわったシルバー色のトレイで運ばれてきた。カルボナーラはベーコン・玉ねぎが入っていて、塩分強めでなめらかさまあまあのものだった(食後のコーヒーは+¥315)。

料理は熱々じゃなかったので、別の階で作ってるのかもしれない。慇懃なもてなし、料金にサービス料10%が加算されなど、敷居の高さはあるが優雅にリッチなランチが、いい眺めを見ながら楽しめる店。

◇ランチタイム11:30〜14:00は禁煙
◇牛ロースステーキセット¥1365、パスタセット¥840、パスタとサンドウィッチのセット¥1260は2/7以降も継続。
◇14:00〜16:00…コンチネンタルティセット¥1260


↑店内


↑客席から撮ったガラス越しの眺め


↑ジンギスカン丼定食¥840
+サービス料10%

↑付いてたコーヒー


↑パスタセット¥840+サービス料10%

=¥924 



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2004年12月22日

初めて行った店  地図中央の赤い十字が店の位置

◎柏の竹やぶでに8年半修行した人が、平成8年11月に守谷市に開いた店。柏の竹やぶの3日後に行ってみた。

つくば方面から行くと、滝下橋を渡る少し前にある小さな酒屋(田舎のマーケットみたいな店)の角を左に曲がり狭い道を100m位行った先(川に突き当たる右手前、鬼怒川のほとり)に店はあった。途中、看板は少ないもののいくつかあったので何とか迷わず着いた。

柏の店とはかなり異なり、鬼怒川に背を向けて建つ数寄屋造りの純和風の建物だった。

周囲に低めの板塀が巡らしてあり、入口には柏と同じように門があって、草庵のようにも見える。門の暖簾をくぐり、敷地内に足を踏みれると前庭。庭の木々の間の小道を3〜4m程進み鋭角に曲がると、軒下にある渡り廊下風の通路が7〜8mまっすぐ延びてて、正面に玄関扉(上半分がガラスの木製引き戸)があった。門〜玄関までのこの道程が、柏の石段に相当するものなのかも。

玄関扉をガラガラっと開けて入ると、ゆったりしたレジコーナーになってた。左手側の川に沿うようにして大きな窓が設けてある縦長の空間にはテーブル席(4人×4)が並んでて、どの席からも川っぺりの風景がよく見える。左手側は奥がお座敷(2間)で手前に厨房があった。

店内も純和風で、木の質感を生かしたシンプルで上品な雰囲気。大きな窓は外と内とを一体化し、空間以上の広がりが感じられるし、季節によって移り変わる鬼怒川の自然を室内にいながらにして感じることもできそう。

30代くらいの男性が奥から出てきて、テーブル席に案内してくれた。テーブルは表面に彫刻様の凹凸があってちょっとおしゃれ、そんなことを思いつつメニューを見た。

メニューは、

・石臼挽き
 せいろそば¥700
 田舎そば¥800(限定20食)
・おろしそば¥1000
・とろろそば¥1000
・納豆そば¥1000
・鴨つくねそば¥1300
・天せいろそば¥2000
 汁なしそば¥600
・にしんそば¥1500
・天ぷらそば¥2000
・かけそば¥700
・山かけそば¥1000

・鴨せいろ¥2000
・鴨そば¥2000
・そばがき¥1000

◆甘味
・そば蒸しかすてら¥350
・豆乳プリン¥500
・シャーベット¥350

◆うむどん
・もりうむどん¥700
・納豆うむどん¥1000

◆お通し
・玉子焼き¥500(2人前より)
・とうふ¥500
・板わさ¥500
・焼きみそ¥500
・にしん¥800
・葉わさび醤油漬け¥350
・焼きのり350
・ゆば¥450

◆冷酒片口1合
・天狗舞山廃¥1000
・菊姫山廃¥1000

◆4合瓶
・天狗舞山廃¥3500
・菊姫山廃¥3500
・鄙願大吟¥7000
・菊姫大吟¥10000

◆他
・アサヒ¥600
・エビス¥650
・お酒¥800
・リンゴジュース¥400

柏の店と比べ、値段が2割くらいお得になってて、鴨や納豆などのそばがオリジナルで加わってる(柏と同じく、大もりはない。汁なしそば¥600を追加する)。

鴨もいいなぁ…と悩んだが、結局柏店と同じく玉子焼き¥500、そばがき¥1000、石挽き田舎そば¥800、天せいろ¥2000を注文。

柏店とは違い、ここではお茶が出てきた。
ちょっとして料理が運ばれてきた。

玉子焼きは、柏店と同じように全く半熟の部分はなく、適度な火加減、適度な油で焼いてあるって感じの甘みのない味付けのものだった。ただ繊維が柔らかくて、玉子が充分にだし汁を抱えきれてないようで、口の中に入れたときのジューシーさが柏ほどではなかった。玉子を泡立て器で撹拌する時の加減が多かったためなのか。脇にたっぷりおろしが添えてあった。同じ2つ切りの盛り付けだが、柏より少し幅広で縦に短い形で、玉子の色がやや白っぽく焼き色が薄かった。飾りの載ってたもみじの葉っぱは裏返しだった。

そばがきは、浅型の鉢(蓋なし)に盛り付けてあった。柏店のより緑がかっていて色は少し濃かった。茶巾というにはちょっと形がややいびつで、はってある湯の量は少なかった。含んでる空気の粒子の大きさに不揃いがあるようで、柏店のほどのふわふわ感はないものの、口の中でその浮力によって浮き上がるような食感ではんぺんっぽい食感にも似てる。そばがき用のつゆは、口にいれた瞬間生醤油っぽくて、その後甘みが広がるもので、ここもそばがき用とそば用のつゆは別みたい。

その後運ばれてきた石挽く田舎そばは薄緑かかった色の細そばだった。表面がざらざらしてて、短めで食感がかためで、香りはまあまあだった。透明感、風味ともに柏のとはかなり異なり、一般の田舎そばに似た印象なので、柏の殻付きのまま挽いたそば粉ではなく、殻のない玄そばを用いてるのかも。わさびはきめ細かく青さが感じられた。端っこのぺらっとしたそばが混じってるなど、形状的には柏ほど完成度は高くない感じ。

天せいろのつゆは、そばがきのつゆよりまろやかで、柏より甘みが少し強めのよう(温めてなかった)。天ぷらはは、柏と同じく円型の厚みのある海老のかき揚げだったが、中のさいまき海老が衣の中で絡み合ってて(柏では一つずつ丸まってた)食べにくかった。脇に添えてあったのはししとうではなく茄子の天ぷらだった。

そば湯は、ポタージュ状の濃厚なそば湯。予め練った状態のそば粉をスプーンですくって鍋に入れ、そこに湯を入れて泡立て器で良くかき混て作ってたのがチラッと見えた。そばの量はひかえめだったが、この濃厚なそば湯を飲んだらけっこうお腹がふくれた。

厨房で働いてた30代位の男性と女性は店主夫婦かも(接客係の男性は店主の兄弟?)。

途中、赤ちゃん連れの客が入店してきてお座敷席の方に通されてたが、その赤ちゃんの泣き声が店内に響いていた。柏店では「他のお客様に迷惑のかかるお子様お断り」と書いてあったが、ここは表示されてないので家族連れでokなのかも。

立地、雰囲気、作風、メニューなどあちこちに柏店の強い影響は感じられるが、少しづつ違っているので、既に別個な店としての印象が濃い。柏より理解しやすいし、敷居も高くないので、かまえずに風流にそばが食べられそう


↑玄関

↑店内


↑店内


↑テーブル席の窓から見える景色


↑玉子焼き¥500


↑そばがき¥1000


↑石挽き田舎そば¥800


↑天せいろそば¥2000 



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2004年12月21日

04.12.21 初めて行った店 
 地図中央の赤い十字が店の位置

◎吾妻にあるハンバーグの店。数年前から噂に時々聞くので気になっていながら、何となく入ったことがなかったが、今回行ってみた。

建物1階のテナントの1つ。隣の居酒屋(鳥吉)は昼は営業してない様子。店の前の駐車場(たぶん共同)はゆとりがあって楽々止められた。店頭にデパートみたいなショーケースがあって、その脇の黒板のランチメニューを見つつ入った。

店内はこぢんまりしててやや暗め。すっきりしたデザインの木製テーブルが配置してあって落ち着いた雰囲気。定食屋風かと想像してたが違ってた。奥から接客係の女性従業員が出てきて席に誘導してくれた。

ランチメニューを見ると、ハンバーグソースの種類でグループ分けしてあり、ハンバーグの大きさも選べる。ランチは、カップスープ、ミニサラダ、ライス(大盛・並・半)付き。

◆デミグラスベース
・ジャーマンハンバーグ(170g)¥850(220g)¥950
・ペッパーハンバーグ(170g)¥850(220g)¥950
・モツァレラチーズハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000
・アメリカンハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000
・タルタルオーブン焼ハンバーグ(170g)¥1000(220g)¥1100
・ハンバーグ&ポテトコロッケ(170g)¥930(220g)¥1030

◆トマトベース
・イタリアンハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000
・チリポモドーロハンバーグ(170g)¥880(220g)¥980
・チリチーズポモドーロハンバーグ(170g)¥950(220g)¥1050

◆和風ベース
・てりやきハンバーグ(170g)¥850(220g)¥950
・和風おろしハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000
・和風ガーリックおろしハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000

◆ホワイトベース
・ブルジョワ(170g)¥880(220g)¥980
・コンチネンタルハンバーグ(170g)¥900(220g)¥1000
・チーズクリームハンバーグ(170g)¥950(220g)¥1050
・2色ソースハンバーグ(170g)¥880(220g)¥980

どのハンバーグも220gは170gより¥100増し。ちょっと考えて、ジャーマンハンバーグ(170g)¥850と、てりやきハンバーグ(220g)¥950を注文した。

先にスープとサラダが運ばれてきた。他の客のはマカロニサラダっぽかったが、私たちのはレタスが主のグリーンサラダっぽいものだった。スープにはわかめが入っていた。

少しして、ジュージュー音をたてた熱々鉄板に載せたハンバーグが運ばれてきた。掛けてあるソースの種類は違っていたが、220gのてりやきは170gのジャーマンよりひとまわり大きくて、みるからにボリュームがあった。

ハンバーグの脇に添えてあったのは、両方とも同じ分量のフライイドポテト&いんげんが添えてあった。太めのポテトフライは、揚げたてで食感よかった。

ハンバーグを箸で割ってみると、中の肉はあまり赤っぽくなくて、断面からきらきら光りながら肉汁が浸み出てきてで、ジューシー。食べると牛肉っぽさがそんなになくて、ソースがなくても大丈夫と思えるくらい食べやすい下味が付いてるハンバーグだった。

てりやきソースは、フルーティーな自家製っぽいソースだった。目玉焼きの添えてあるジャーマンハンバーグのデミグラスっぽいソースと同じくたっぷりかかっていて、しっかり肉に絡ませながら味わえた。てりやきとジャーマンは、同じハンバーグでソースだけが異なるようだった。ハンバーグの下にはスライスした玉ねぎが敷いてあったので、必要以上に焦げなくてよかった。

独身男性が多いのかと思ってたら、主婦っぽい女性の姿もチラホラあった。びっくりドンキーなどのチェーン店より値段がやや高めだが、ファミレスにはない手作りっぽいハンバーグが手軽に楽しめるので重宝されているようだ。


↑外観


↑サラダ&スープ


↑てりやきハンバーグ(220g)¥950


↑ジャーマンハンバーグ(170g)¥850 



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2004年12月20日

04.12.20 初めて行った店
  地図中央の赤い十字が店の位置

◇柏市の超有名な手打ちそば。東京から来る客も多いらしい。箱根、六本木ヒルズにも店があるが、ここが本店。

店主の阿部孝雄氏は、江戸そばの伝統を受け継ぐ藪の御三家(神田、並木、池之端)の池之端藪蕎麦で数年修行した後、柏駅前に店を開き、昭和56年にここに移転したそう。守谷の竹やぶ、つくばの夫婦庵の店主はここで修行し、つくばの蕎舎の店主は夫婦庵で働いてたそうだ。ここのそばを食べずにそばを語るな、という声もあるほど。そばを語りまくりたい私としては行くしかない。

場所はしっかり調べて行った。
16号から柏公園前交差で東に入って1km程行くと、左側に公園があり、右の道沿いにこの店はある。しかし、この辺にあるはずと車をゆっくり走らせ、キョロキョロ探しながら行ったのに見当たらず、通り過ぎてしまった。

引き返すと、公園の向かいの派手なカフェの隣の駐車場付近に目立たない小さな看板があった。車を停めてじっと見ると、竹やぶ、という看板がかろうじて読めた。


〈崖の下にある入口と駐車場〉

駐車場とカフェとの間のひなびた門をくぐり、中の小道を辿っていく。フェンス沿いの平坦&かなりなだらかな上りを5〜6m行ったところで道はヘアピン式にカーブ。ここからは木塀に沿って、すこし傾斜のある石段がずっと上まで続いていた。


〈上りの階段〉

この石段は、床面・壁面を自然界にある木(もちろん竹も)、土、石などを軸に、カラフルなおはじき、ビー玉や金属などを加えてあり、あちこちに独創的なオブジェや焼き物が点在してた。芸術家(=店主?)の手造りの小道らしい。

一段置きくらいに足元燈らしきものがあり、夕暮れ時のライトアップを、見てみたい気がする。

道中には、カフェへの別れ道あり、門あり、休憩所、展望台っぽい場所(or見張り台)、頂上近くには礼拝室(?)兼図書室ありだし、壁面には穴が開いてたりしてて、この道はいっぱいの遊び心で作られた、大人のアドベンチャーロードなのかもしれない。(休憩所は兼喫煙所かも)

  

途中ふりむくと、眼下には手賀沼の長閑さと開発とが混在する田園風景が広がっていた。


〈石段からの眺め〉

約70段の階段をのぼりきると、白い壁と焦茶色の大ぶりな板扉(引き戸)があって、入口のよう。扉の上部にデザインガラスがはめ込まれてたが、中は全く見えなくて、ちょっと緊張する。


〈石段を上りきったところにある入口〉

店内かと思ったが、扉の中は外周が八角形を半分にした形の3〜4畳くらいのほの暗い空間になってた(ストーブがついてて暖かかった)。窓側の床面には浅い池があり小さな金魚が泳いでいた(この下に水琴窟があるらしい)。

この空間には(入ってきた板扉の他に)正面と右手の2カ所に板扉が付いてた。


〈池〉=水窟琴らしい

まず、膝丈のデザインガラスから光の入ってきてる正面の板扉を開けたら、扉の向こう側は建物の外だった。数メートル先の暖簾をくぐって外まで行って、振り返ると武家屋敷のような白塀に囲まれた入口になってた。竹やぶというシックで高級そうな立て看板がでてて、ここが正面玄関のよう。道路を挟んで駐車場があった。


〈正面入口〉


再び池のある小部屋に戻って、右側の扉を開けたらと店内だったが、すぐにお待ち下さいと言われたので、扉を閉めて待つ。

少し待つと内側から扉が開いて、きりっと風格ある50代くらいの女性にどうぞと言われ店内に通された(店内はとても温かかった)。

店内は縦長で扉を入ると通路がまっすぐに店内奥の方まで延びてた。
手前右手に小上がり風のお座敷(4人×2)、手前左にテーブル席(4人×2)があった。テーブルは小壁で仕切ってあって、個室っぽいムード。お座敷席の前の備え付けらしい火鉢では、炭が燃えてて、鉄瓶が湯気をたてていた。日中なのに薄暗い室内はランプ様の温かみの灯りで照らされてて、高くて梁のむき出しの天井にはファンがあり、壁には半円状の飾りなどが埋め込まれてて、和風のものと洋風のもの、クラッッシックなものとモダンなものとが混在してて不思議な雰囲気。

  
〈テーブル席〉              〈お座敷席〉

奥の左手に厨房がありその先がトイレ(男性用と女性用)になってた。右手側と、店内のいちばん奥にはお座敷席(個室)があるみたい。あまり広くはないよう。なお厨房付近にいた細身の30代位の女性がいたがこの人は店主の娘さんかも。


〈店内奥〉

席に座り、運んできてくれたメニューを見た。表紙にダイナミックな文字でお品書きと書いてある、全ページ和紙に手書きされたハンドメイドの冊子メニューで、どのページにも個性的な切り絵(英文字の切り絵もあった)風のイラストが入り。品名の脇に注釈が書いてあった。



  

◆メニューは

・石臼挽きせいろそば¥1050、汁なし¥840
・手挽き田舎せいろ¥1050…数に限りあり
・そばがき¥1365
・天ぷらそば¥2520
・天せいろそば¥2520
・とろろそば¥1365
・おろしそば¥1365
・にしんそば¥1890
・そばがき¥1365

・もりうむどん¥1050
・納豆うむどん¥1365

・ちょっとおまかせ¥5250
・おまかせ料理¥10500

・玉子焼き(1人前)¥630…2人前より
・焼きみそ¥630
・焼きのり¥630
・とうふ¥630
・板わさ¥840
・にしん¥1050
・ぜんまい¥630
・天だね¥1890

◆のみもの
・甘味…水あずき¥525
・りんごジュース¥525
・ウーロン茶¥315

・生ビール¥600
・お酒(天狗舞)¥945

・冷酒
 天狗舞山廃¥1260、菊姫にごり酒¥1050、鄙願(ひがん)大吟¥2620
・菊姫大吟¥3150

ちょっと悩んで下の4点を注文した。
・そばがき¥1300(税込¥1365)…素朴なそばの風味を味わって下さい
・玉子焼き1人前¥600(税込¥630)…2人前より
・手挽き田舎せいろ¥1000(税込¥1050)
  …そばの実を殻つきのまま石臼で手挽きしております。数に限りがございます
・天せいろそば¥2400(税込¥2520)
  …活きさい巻き海老を太白生しぼり胡麻油でかきあげにしております

お茶やお水は出てこない。少しして、大きめの広口椀(蓋付き)のそばがきがきた。蓋を開けると穀物のやわらかなにおいを含んだ湯気が立った。椀の中には茶巾型のそばがき&熱々のそば湯がが木の葉っぱを添えて楚々とした風情。


〈そばがき〉

このそばがき、見た目よりずっとやわらかくて、簡単に箸がめり込んでいき、すんなり取り分けられた。食べるとそば粉で作った餅って感じで、口の中につきたての餅にも似たなつかしい穀物の香りが漂う。食感的にはつきたて餅っぽいが、それよりネバネバ感がないのでくっつかないし、極めの細かい空気を均等に含んでふくれてる感じ。やさしく不思議な食感で、そばの風味が柔らかにまろやかに感じられた。付いてた辛口のつゆをつけると、より甘さが感じられた。大きいと思ったのにあっさり食べられた。なめらかなのになめらかでソフト、つきたての餅より味わい淡泊でタッチがソフト。そばがきがこんなに上品な味わいのものだったとは知らなかった。

おまかせで料理を頼んだわけではなかったが、懐石料理のように順番に料理が運ばれてきた。次に出てきたのは熱々焼きたての状態の玉子焼き。渋い柄の皿に鮮やかめの黄色に適度な焦げめのついてる玉子焼きが2つ切ったようにして盛り付けてあった。脇には大根おろしがたっぷりめに添えてあった。
食べると、甘さの効いた子どもが好きな玉子焼きではなく、全く甘さを加えていないだし巻きっぽい玉子焼き。料亭風にすり身や粉のたぐいは加えてないようで、食べると口いっぱい玉子自体の風味が広がる。玉子焼きって、玉子の溶き方、火加減、油の量などで出来上がりが大きく違ってくる難易度の高い料理だが、ここのは玉子がたっぷりとだし(主に昆布?)を抱え込んで焼けてる、ふんわりジューシーだけどちゃんと玉子にコシもある、そんな玉子焼きだった。油は適量使ってあるようだが、油っぽさはほとんど感じられなかった。まさに日本酒の肴にぴったりって感じ。このまま何もつけずに食べてもいいくらいの塩味がついてたが、好みでちょっとお醤油をたらすと、また別な味で楽しめる。


〈玉子焼き 1人前〉

次に上品な色合いの塗りの器でそば湯が運ばれてきた。この店はそば湯がお茶がわりのよう。そば湯はポタージュ状の濃度のあるものではなく、色も風味もほんのりとした奥ゆかしいもので、これはホントにそばをゆでた湯のようだ。


〈そば湯〉

次にきた田舎せいろは、茶色の太めのそばだと予想してたのが、そば表面がつやつや光ってる透明感のある茶色い細そばだった。殻ごと挽いてるので、黒っぽい粒々が混じってて、こんにゃくに見た目似てる。そばの幅はまるで機械打ちのように安定してる。口に入れるとそばの味が広がり、こんなに濃厚にそばの風味が感じられるそばは初めて。つゆは、甘さ控えめの濃い口で、力強さがそばの濃厚さにぴったり。そばの量は�粋�な感じで控えめ。殻付きのそばは初めてだったが、他店の田舎そばとは全く異なるもので、濃厚な味わいの中に大地の力強さが感じられるようなそばだった。まさに目から鱗の感じ。数に限りがある手挽き田舎せいろが食べられて、わたしってほんとに運がいいっ!



↑手挽き田舎せいろ¥1050

天せいろそばは、そばつゆは銅製の深い急須に入っていて、容器ごと熱々だった。田舎せいろのつゆとは異なり、かつおの風味豊か。そばは漆塗風で高級のあるザルに、量控えめにあった。かきあげは、円形のやや厚みのある形(夫婦庵のより厚みは薄い気がした)。その中の、さいまき海老(=20g以下小さい車エビのこと)は活きというだけあって、ぷりぷりしてて鮮度の良さが感じされた。胡麻油の天せいろのそばは光沢のある細そば。


↑天せいろそば¥2520

接客は50代くらいの風格のある女性がほとんど1人で行っていたが、そばがきなど白い調理着姿の男性が時折り料理を運んできた(まだ若い人だったので、店主ではないと思う)。

敷地全体が店主のアトリエのよう。そばの量は控えめで、全店禁煙、お子さまお断り、と条件が厳しく、用いてた器はどれも、選んだものらしく、質感しっかりしてて料理にも映えていた。現実から心も体も離れてゆったりとそば本来の味を楽しみたい、そんな時によさそう。

うーん、こんなそば店があったとは。傑出した別境地のそば店。おすすめ度は、県外にあることもあり、遠慮してつけないでおきます。



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2004年12月18日

04.12.18 初めて行った店
  地図中央の赤い十字が店の位置

◇野田線沿いに、2004.12/15新規オープンした尾道ラーメンの店。1週間前、近くに千代田町がんこやの支店ができたばかり。最近つくばはオープンする店も多いが、消えていく店も多い。

道路沿いに大きな看板があるですぐにわかった。西大通りと408号の中間にあり、ここだけ未開発の空き地があり、その北側では(つくばインターの?)工事が進んでる。

フェンスで囲んだ広い敷地内の簡素な2階建ての1階北端に店はある。隣は1階が、居酒屋剣豪、2階が美人(看板がピンクのスナック)があって、飯場関係者御用達の飲屋街のような雰囲気が漂う。

店の外壁は網・浮きなど猟師っぽいグッズでアレンジしてあって、尾道って、漁師町だったのかなあ?猟師小屋っぽい玄関の板戸はぴったりしまっていて、外からは店内の様子が全く見えなかった。

入ると、すぐに「いらっしゃいませ!」と大きな声がかかった。入って2mくらい進むと、左手に券売機があり、右手前が厨房で、それに面したカウンター席があって、右奥側は小上がりのお座敷席になっていた。

メニューは

◆麺
・尾道らーめん¥580
・ピリ辛ねぎの尾道¥680
・焼豚の尾道¥780
・炙りとろ焼豚の尾道¥780
・ねぎ焼豚の尾道¥880
・ねぎ炙りとろ焼豚の尾道¥880
・W焼豚の尾道¥980

・鳥天の尾道¥780
・小さな尾道¥380
・季節の尾道¥780
・贅沢な尾道¥1180

◆セット(醤飯は下記の4種から選ぶ)
・醤飯セット…好きなラーメン+¥300で好きな醤飯
・醤々セット…好きなラーメン+¥400で好きな醤飯&餃子3ヶ

 醤飯:尾道流まぐろのユッケ醤飯
    醤々軒名物鳥天醤飯
    炙り焼豚醤々
    漁師のきまぐれ醤飯(日替り?)

◆他
・焼餃子¥300
・カリカリ餃子¥300
・つまみチャーシュー¥350
・ごはん(小)¥120、(大)¥180
・季節のお新香¥100

◆のみもの
・瓶ビール¥450
・焼酎サワー各種¥400
・冷酒¥400
・ラムネ、ウーロン、オレンジ、コーラ各¥200

尾道らーめん¥580と鳥天の尾道¥780の食券を購入、待ってたにこやかな接客係の男性に渡して席に座った。

暗めの店内は、木やトタン(オレンジの塗料を吹き付けてある)を使って猟師小屋の演出がなされ、カウンター席の椅子、小上がりのテーブルは安定感がないが、全体に低コストで上手に改装されてる。棚の上には焼酎の瓶が並び、居酒屋のよう。厨房では40代位の男性と女性(夫婦?)が調理してた。みんなツナギ&はちまき姿でこれがユニフォームのよう。

正午少し前だったが、家族連れなど3〜4組の客がいて、食べ終えた女性に、接客係の男性が「どちらから来たんですか」とかフレンドリーな調子で話してた。

この男性、接客係のようなのに膝近くまである長靴をはいてるのは漁師のイメージの演出のためか。小上がりにラーメンを運ぶ時、この長靴の着脱が大変そう。大勝軒など、従業員が長靴をはいてる店が多いためかも。

接客は、ファミレスのようにマニュアル的ではなく、積極的に客に話しかけてくる。金持ちそうなおじさんがいたが、この接客係がホストのようにしっかり密着して話をしていて、ご機嫌だった。昼間っから、行きつけの飲み屋にいるような感じになれる便利な店かも。

少し待って、ラーメンが運ばれてきた。

◆尾道らーめん¥580
・麺…少しウエーブのある細麺
・スープ…混濁少なめ、大小の背脂浮く
・具…焼き豚、メンマ、ほうれん草、のり、ねぎ

黒に朱の縁取りのある、少し浅い形状のおしゃれな丼で出てきた。スープ表面から麺の一部が顔を出していて、スープの量は控えめ。スープを含むと、ほんのり甘口でまろやか。浮いてた大きめの背脂はかなりプルプルした弾力があって、大小の背脂を混在させてるみたい。麺はかんすいっぽいにおいがあって、食べてみると少し柔らかめ。焼き豚は肩ロース肉使用みたいで大きめ。ねぎは薄くきれいにスライスしてあった。

よく研究して作ってある印象だが、丼の形状のせいか麺の量の割にスープが少ないようで、箸で麺を持ち上げただけでスープ面が下がる感じで、麺がぬるくなるのが早いかも。

私は基本的にはシンプルなラッパ型の丼で出てくるスープたっぷりめの熱々のラーメンが好きだが、次々に登場する新店によって最近は、ラーメンって思ってた以上にバリエーション豊富だなあってしみじみ感じる。


↑外観


↑尾道らーめん¥580


↑鳥天の尾道¥780 



tsukubalunch1 at 14:35コメント(0)トラックバック(0) 
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