2004年11月

2004年11月30日 02:03

04.11.30  初めて行った店
 地図中央の赤い十字が店の位置

◇2004.11月頃天久保にオープンした店。ここは以前、北方園だった店舗。

この辺りはけっこう店の入れ替わりが激しい地域。近くには大成軒、すぐ向かいには金角(2つとも中華店)があるし競争は激しそう。車は近隣の有料パーキングに止めた。

玄関入ると、北方園の時は定食屋という風情だった店内は全面改装され、壁には中国風の飾りや山水画が飾ってあって、こぢんまりしながらもちょっと落ち着いた雰囲気の店になっていた。

あまり流ちょうじゃない日本語の女性従業員が迎えてくれた。空いてる席に座ってメニューを見ると、メニューは品名が中国風に漢字の熟語で記載されてるものだったが、すぐ下には日本人でもわかるような料理名が併記してあったので、見やすかった。

◆定食メニュー
・高菜炒玉子¥650
・ニラレバ¥700
・中華丼¥750
・豚肉辛酸味炒め¥800
・エビとカシューナッツ炒め¥900

◆拉面
・タンタンメン¥750
・塩味五目ラーメン¥800
・五目ラーメン¥800
・ジャージャー麺¥800
・チャーシューラーメン¥800
・高菜豚肉入りラーメン¥800
・角煮ラーメン¥850
・海鮮ラーメン¥1000
・フカヒレラーメン¥1200
・アワビラーメン¥1200

◆炒面
・上海やきそば¥800
・五目やきそば¥800
・海鮮やきそば¥1000
・エビやきそば¥1000

定食タイム(毎日11:30〜14:00、17:30〜22:00)は、ライス・漬物・スープ・デザート付き。

このメニューには普通のラーメンが載っていなかった。ないのかなあと思ってたら、壁に貼ってあるメニューの中にあった。
・ラーメン(塩味、醤油味)¥550
・ラーメンチャーハン定食¥800
・ラーメン餃子定食¥800

普通のラーメンにしようか、定食にしようか少し迷ったけど、ちょうど定食タイムの時間帯だったので、高菜炒玉子定食¥650と豚肉辛酸味炒め定食¥800を注文した。

玄関入ると右手にあるちょっとスペース狭めの厨房では、数人の男性が中国語で会話しながら調理作業をしてた。接客係の女性も含めてここの従業員は全員チャイニーズのよう。

ちょっと待ってたら、トレイに載せた料理が運ばれてきた。
定食は2種ともライス、ザーサイ、玉子スープ、冷や奴、杏仁豆腐が付いてて、思ってたよりボリュームがあった。

高菜炒玉子は、強火で炒めた玉子がふんわりしてる、高菜の塩分が主要な味付けになってる、シンプルな炒め料理だった。肉とか入っていないのでちょっと寂しい感はあるが、値段を考えれば納得。

豚肉辛酸味炒めは、細切りの竹の子・豚肉、きくらげ、小松菜などが料理全体にオレンジ色がかった調味料で炒めてあるし、ところどころに赤唐辛子の破片が入ってて、いかにも辛そうに仕上がってる料理だった。

赤唐辛子は取り除いて食べたが、かなり刺激的かつ混合調味料のせいか酸味も少し利いてる派手な味付けの料理なので、ごはんが進むって感じ。高菜炒玉子より量的には多めによそってあったので、最後の方はちょっともてあまし気味だった。

異国情緒漂う店内で、ボリュームのある定食が食べられるので、しっかり食事をしたい人に向きそう。


↑店内


↑高菜炒玉子定食¥650


↑豚肉辛酸味炒め定食¥800 



2004年11月22日 02:03

04.11.22  初めて行った店
 地図中央の赤い十字が店の位置

◇土浦学園線沿いにある宮グループの居酒屋『北海道楽宴』が、10月から全面改築し、2004.11/22に『暖や』という名でリニューアルオープンした。オープン初日に早速行ってみた。

現在宮グループ系の居酒屋には
・『北海道楽』
・『北海道楽宴』
・『和処ダイニング暖や』
・『居食ダイニング暖』

がある。前者2つが旧来型の居酒屋で、ダイニングが付く後者2つが癒しとか安らぎがテーマの今風の居酒屋で、最近、前者から後者タイプへとシフトする店舗が増えている。阿見にある店舗も『北海道楽』→『北海道楽でぇどこや』→現在『居食ダイニング暖』(2003.4/26オープン)となった。

正午少し過ぎに着くと、道路を挟んだ駐車場にはかなりの車が止まっていた。

数日前から夜は華やかにライトアップされてて、学園線沿いで目立ってた。北海道楽は、暖簾が掛かってる普通の玄関だったが、改装によって横板で囲むようにしてあって、奥めいてて高級感ある雰囲気変わってた。屋根も塗り替えたみたいで、数週間の工事でこんなに外観が変わったのにはびっくり!

たてつづけに入っていく男性客などに続いて入った。広めの上がり口付近は、以前とほとんど同じで、靴を脱いで下駄箱に入れ、鍵をかけた。レジ前は入店してきた人、会計する人などで混みあってたが、すぐに女性従業員が声を掛けてくれて、人数を聞かれた後、席まで案内してくれた。

レジから奥はガラリと雰囲気が変わっていた。以前、見晴らせるように広がっていた店内中央のテーブル席(4人×15以上)があった場所は、壁によって細かい空間に分けられ、間を走る廊下に面して、どのテーブルも落ち着ける個室風の席になってた。廊下に配してある小さな植物などや、幻想的に浮かびあがらせてるスポットライト的な照明が、高級感を醸し出していた。

店内中央の席や窓沿いの個室がほぼ満席だったため、店内奥の10人用の中くらいの広さのお座敷に通された。窓沿いにある6人用個室や奥の広めのお座敷は構造は以前のままで、内装のみシックで落ち着いたものに変わっていた。

通された奥の部屋は、健康的なのでお母さんたちのグループランチとかに向きそう。〜とか思いながら座って、メニューを見た。

ランチメニューは、写真入りで見やすかった。

・日替り御膳:あられちらし御膳¥997(ミニうどん、茶碗蒸し、デザート付)

・三味御膳¥924
 …1/2ネギトロ丼、1/2天丼、小かけうどん、茶碗蒸し、小鉢、漬物
・海鮮丼御膳¥1029
 …海鮮丼、小かけうどん、茶碗蒸し、小鉢、漬物
・握り寿司御膳¥1260
 …握り寿司7貫、小かけうどん、茶碗蒸し、小鉢、漬物
・彩り御膳¥1365
 …刺身2天盛り、天ぷら、茶碗蒸し、ご飯、みそ汁、小鉢、漬物
・姫様御膳¥1575
 …握り寿司7貫、天ぷら、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢、漬物、デザート
・殿様御膳¥1890
 …海宝釜飯、刺身2天盛り、天ぷら、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢、漬物
  ひとくち生ビール又はソフトドリンク

・炊きたて釜飯御膳¥1029
 …海宝釜飯、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢、漬物
・炊きたて釜飯刺身付き御膳¥1260
 …海宝釜飯、刺身2点盛り、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢、漬物

・和牛入り手造りハンバーグ御膳¥924
 …ハンバーグ、サラダ、ご飯、みそ汁、漬物
・ロースステーキ御膳¥1260
 …ロースステーキ、サラダ、ご飯、みそ汁、漬物

メニューはステーキ宮の得意とするハンバーグやステーキと釜めし、刺身or寿司を3本建てに、これに茶碗蒸しやミニうどんをいろいろ組み合わせたセット中心の構成になっていた。イメージ華やかなになって、値段はアップしてた。

ちょっと考えて、炊きたて釜飯御膳¥980(税込¥1029)と和牛入り手造りハンバーグ御膳¥880(税込み¥924)を注文した。品名の隣には税抜き価格が表示されてた。その脇にはちゃんと税込み価格も小さめ文字で併記されてた。

先にハンバーグ御膳のサラダ、次に鉄板の載ったハンバーグ&タレが運ばれてきてから、ちょっと遅れて和風の盆に載せたご飯&みそ汁が運ばれてきた。鉄板とタレの器が洋風で、ご飯とみそ汁が純和風の器に入っていて、まさしく和洋折衷の定食。

サラダは、レタス、玉ねぎ、トマト、きゅうり、パプリカなどの入ってるカラフルサラダで、量もミニサラダよりやや多め。ハンバーグは弾力ある肉質のもので、焼き加減もちょうどよかった。脇にはかぼちゃ、なす、ししとうが添えてあった。これに和風おろとにちょっと似た風味の宮のタレをかけて食べると醤油ベースのタレなので、ごはんにぴったりって感じ。

炊きたて釜飯御膳には海宝釜飯、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢(オクラのおひたし)、漬物が付いていた。トレイの上載ってた砂時計は蒸らし時間を計る時に使うとのこと。早速、砂時計をセット!・・・う〜ん、こういう時って時間が長く感じる。にらんだからといって、砂が早く落ちる訳ではないのはわかっているが、やはりじいっと見つめてしまう。じりじり待つこと3分、ようやく蓋を開けた!

ご飯の上にあさり、えび、しいたけ、銀杏、うなぎ、ホタテ、竹の子、にんじんが載っていて、中央に錦糸玉子、たらばガニ、三つ葉がトッピングされてて、『海宝』というだけあって豪華な釜飯。食べて具は加熱処理後に冷蔵や冷凍保存されてたものもあるみたいだが、自分で炊きたてごはんをよそって食べられるのはうれしい。

・・・ということで、ああだこうだといいながら、広めのお座敷を最後まで個室して使えてのんびりできた。『暖や』は阿見の『暖』と比較すると、値段は少し高めみたい。

コーヒーなどドリンクは+¥100。千円以下のランチも3品あり、おしゃれで気軽に行けるので、グループランチとかに向きそう。おすすめ度7.0。


↑外観


↑店内


↑和牛入り手造りハンバーグ御膳¥924
↑ハンバーグ御膳のご飯&みそ汁


↑炊きたて釜飯御膳¥1029

↑釜めしのアップ 



2004年11月18日 02:04

04.11.18  前回04.1.24 
  地図中央の赤い十字が店の位置

◇土浦学園線沿いにある今風のモダンな寿司店。上広岡にある天龍本店の支店(神立にも支店もある)。隣のインターネットカフェも系列店のようで共同の駐車場は広い。

2004.10月末に建物の裏手の方に100人の大宴会場が完成し、勢いに乗ってきたと思ってたら、「ランチメニューが11月に全面改訂」と聞いたので行ってみた。

店頭に新しいランチメニューが掲示されてた。以前より、小うどんや茶碗蒸し付きの華やかなセット系のメニューが増えた感じ。その隣の黒板には日替りランチの内容の書いてあった。

◆日替りランチ¥1050
・ヘルシー白身づくし
(きんめ、いしがき、平目、真だい、かんぱち、はまち)
・天ぷら盛り合わせ
・吸物

以前と同じく、玄関を入り、銭湯風に靴を脱いで下足箱(鍵付き)に入れて上がる。店内の様子は見たところ以前と同じだったので、大宴会場を増築しただけのよう。

客が玄関入ると店内にチャイムが鳴るので、すぐに女性従業員が出てきてくれて、席まで案内してくれた。

席に座って、改訂されたランチメニューをじっくり見た。
(・印:以前もあったメニュー、◇印:新登場メニュー)

◇ソースカツ丼¥950
・天丼¥980(以前¥920)
◇海老カツ丼¥1200
・ミニ丼ランチ¥1250(以前¥1100)

・にぎりランチ¥1050(以前、中トロ入りで¥1130)
・上にぎりランチ¥1800(以前¥1790)
・天ぷら刺身ランチ¥1050(以前¥1030)
◇手まりうどんランチ¥1100
◇海老カツうどん膳¥1250
◇お好み寿司ランチ¥1380
◇花ちらしランチ¥1450
◇特選海鮮ちらし¥1400

◇日替りランチ¥1050
◇月替り松花堂御膳(ご飯付)¥1480(以前ちらし付で¥1340)
     〃  (にぎり5貫付)¥1680(以前¥1550)
◇お昼のおすすめ御膳¥2600

◇お子さまメニュー(2種)
お子さまカレー¥470
コアラちゃん¥710

う〜ん、かなり価格・内容が変わってる! ランチは全品コーヒー付きになり、ミニうどん・茶碗蒸し・天ぷら・すしを合わせたセットメニューが多くなってた。華やかになって価格がアップしてた。

しかもショックなことに、私の好きだった千円以内や個性的でボリュームのあるランチメニューがほとんど全部無くなっていた。(1人前にぎり¥820、北海丼ランチ¥1000、ねぎトロ丼ランチ¥920、ちらし寿司ランチ¥1030、牛たん膳¥1030、石焼き穴子飯ランチ¥1310、うなぎまぶし¥1550など)

しばし呆然としたが気を取り直して、にぎりランチ¥1050と日替りランチ¥1050を注文。

日替りランチは、にぎり6カン、天ぷら(量は控えめ)、吸物、がトレイに載って来た。すし店の1人前はにぎり8カンが通常だが、全体でもボリュームがあまりない。店頭の黒板にはヘルシー白身づくしと書いてあった。白身づくしなのでヘルシーだと思っていたが、量がこんなに少ないとは。しっかり食べたい私にはちょっと物足りない感じ。

にぎりランチは、従来からのメニューと内容がほとんど変わってなかった。お吸い物がうどんになってて、マグロは赤身より上質のものが入っていた。コーヒーも付いてるので値段が上がったのもリーズナブルかも。

この店は以前、おしゃれでチューン店とは違う寿司店らしさがあって、少人数でもランチに気楽に立ち寄れるところがよかった。しかし、今回のメニュー改訂で、夜の宴会コースのプチ版っぽいセットメニューが中心となり、昼も会食会とか宴会向きの店に方針変更をしたようだ。お手軽価格でしっかりしたランチを気軽に楽しむ当HPの趣旨とは異なるが、おばさまたちが集うおしゃれなグループランチとかに向いてそう。


↑日替りランチ¥1050


↑にぎりランチ¥1050


↑付いてたコーヒー 



2004年11月12日 02:05

04.11.12 前回02.3.26 地図上の赤い十字がこの店の位置

◇西大通り沿いの野菜直販所の隣のそば店。土浦野田線との交差の南1キロちょっとの場所。つくば中心からはさほど離れていないが、裏手が霞ヶ浦国際ゴルフコースで、雑木林などのある長閑かな地域。

2001.11/14のオープン当初に数回行ったきりだったので、久しぶりに行ってみることにした。

オープン当初、真新しかった建物も3年という年月を経て、それなりの使用感が出てきて、ピッカピッカの頃より、周囲の素朴な風景となじんでる感じ。シンプルな暖簾が、開店の頃の初々しさを思い出させる。

この店の玄関戸は2重。最初のガラスの引き戸を開けて入ると、1畳弱くらいのスペースになっていて、観葉植物の脇にセットメニューと日替わりの内容の記載してあるホワイトが掲示してあった。

◆セットメニュー
・ミニかき揚げ丼セット¥850
 …もり又はかけそば、ミニかき揚げ丼、お新香
・とろろご飯セット¥800
 …もり又はかけそば、とろろ、半ライス、お新香

◆日替わり¥850
 …たぬきそば、れんこんのきんぴら、冷奴、ごはん、お新香

どれにしようかなあ〜、と考えつつその先にあった引き戸を開けて店内に入った。

店内は天井が高く外観より広々した造りになっていて、右手に小上がり、左手にテーブル席がゆったりめに配置してあった。正面奥に厨房があるが、目隠し風の衝立が設けてあるので、客席側から直接みえないようになっている。

普通のエプロンを着けた女性従業員に空いてる席にどうぞと言われた。いかにも近所のおばさんって感じの素朴でやさしい対応だったのでホッとした。ちまたに営業スマイルが溢れてるので、かえって商売っけのない笑顔に気が休まる感じ。

席に座るとすぐに、お茶を持ってきてくれた。お茶は熱々の香りのそば茶だった。

テーブル上にあった常時メニューを見た。
◆冷たいそば・うどん
・もり¥550
・大もり¥800
・ざる¥600
・天もり¥950
・天ざる¥1000
・きのこ天ざる¥850
・野菜天ざる¥800
・鴨せいろ¥950
・とろろ¥750
・なめこおろし¥750
・山菜おろし¥750

◆温かいそば・うどん
・かけ¥550
・天ぷら¥950
・きのこ天ぷら¥850
・野菜天ぷら¥800
・鴨南ばん¥950
・天とじ¥1000
・卵とじ¥700
・しめじと鴨のそば¥850
・山かけ¥800
・力そば¥850
・山菜そば¥750

◆ごはんもの
・天重¥1100
・天ぷら定食¥1200
・ライス¥200
・半ライス¥150
・ミニかき揚げ丼¥350
・ミニとろろ丼¥300

◆おつまみ
・さしみこんにゅく¥300
・お新香¥400
・冷奴¥250
・枝豆¥250
・若鶏唐揚げ¥500
・イカ下足揚げ¥400
・川海老唐揚げ¥450

◆のみもの
・ビール(中びん)¥500
・日本酒(高清水2合)¥700、(霧筑波1合)¥700
・オレンジ、サイダー、ウーロン茶各¥250

ちょっと考えて、やっぱり日替わり¥850とミニかき揚げ丼セット¥850を注文。

正午前だったので、店内はまだそんなに混んでなかった。向こうの席には1人で50代くらいの女性が座っていた。隣の野菜直販所のついでに寄ったのかも?

そんなに待たずにトレイに載せて料理が運ばれてきた。
日替わりは、予想してたよりボリュームたっぷりの内容。たぬきそばは、たっぷりのてんかす、わかめ、きぬさや、なるとがトッピングされてて、彩りよく華やか。れんこんのきんぴらは、シャキシャキいい歯ごたえで、茨城ってれんこんの産地なんだな〜ってしみじみ感じた。これに炊きたてのごはん、自家製漬物、冷奴付きなので、お腹がいっぱいになった。

ミニかき揚げ丼セットは、そばは長方形の器に真ん中を小高くたっぷりめに盛り付けてあって、ミニ丼付きとは思えなくらい。薄茶の中くらいの太さのそばで、そのつるつるした食感から10割そばではないようだが、その分のどごしよく食べられた。小ぶりな丼の口いっぱいにぴったりサイズの揚げたての熱々かき揚げが載っていた。

向こうの席にいた50代くらいの女性のところは運ばれてきたトレイには、温かいそば(うどんだったかもしれないが)、天ぷら(皿に別盛りされてた)が載っていた。あれって、もしかして天ぷらそば〜!?とちょっと驚いてしまった。

天ぷらそばは、運ばれて来たときには、衣の半分以上がふやけてしまってることがほとんどだが、天ぷらが別盛りされてるんだったら、かけそば&天ぷらor天ぷらそばの両方を自分の好きなように食べられそうなので、私好み〜。次回は絶対天ぷらそばにしよっと!

用いてる野菜はどれもみずみずしくて、素材の持ち味が生きてるって感じ。隣の取れたて野菜を使ってるのかも。おすすめ度7.2。

◇営業時間 11:00〜15:00 17:00〜20:00 月定休
◇野菜天ぷらそば¥800、天ぷらそば¥950など
◇テーブル席、お座敷席 ◇駐車場…8台くらい(隣の野菜直売場と共同みたい)


↑玄関


↑店内


↑日替わり¥850


↑ミニかき揚げ丼セット¥850 



2004年11月05日 02:05

04.11.5 初めて行った店 
 地図中央の赤い十字が店の位置

◇2004年11月に新規オープンした。がんこやで働いてた人が出した店だという噂を聞いたので、行ってみることにした。

着いてちょっと驚いた。『たかの葉』という和食店と同じ建物内に店があったのだ。

『たかの葉』は古風な大きめの和風の建物で、玄関と並んで、もう1つ閉じたっきりの入口があったのが気にはなっていた。ここ何年も使ってなかったようだが、こんなところにラーメン店を開くほどのスペースがあったとは、意表をつかれてしまった。

駐車場を挟んで隣には『辛』(韓国家庭料理)などが入ってる長屋風のテナントがあって、この辺りはわりと簡素な雰囲気の店が並んでる地域。駐車場は、これらの店との間に共同っぽい感じの20台くらいとめられそうなスペースがあった。

縦長の店内は、左手に厨房とそれに面するカウンター席が8つあって、右手は小上がりのお座敷席(4人用×3)になってて、コンパクトにまとまっていた。厨房の湯気の上がる鍋の前に立ってる30代くらいの男性が店主のよう。接客などをしてた細身の女性は店主の奥さんみたい。

席に座ってメニューを見た。メニューは醤油・みそ・塩に分けて列記してあって、35種のラーメンが載っていた。がんこやで人気のみぞれラーメンは無かったが、我城らーめん¥700というのがみぞれラーメンの梅干しを明太子に置き換えた内容のラーメンらしい。

ちょっと考えて、らーめん¥500とみそらーめん¥550を注文。テーブルの上に水ボトルとコップが準備されてたので、自分でコップに水を注いでチビチビ飲んでたら、先にガラスの器に入ったミニサラダが運ばれてきた。サービスで付いてるサラダで主に千切りキャベツというシンプルな内容だった。カウンター席の男性客がうれしそうに食べていた。

店主は数人分の麺を大鍋で泳がせるようにして茹でていて、その後平ざるで1人分ずつの量を手際よく麺あげしていた。その様子はがんこやとそっくりだった。

ちょっと待ってたら、らーめんとみそらーめんが小ぶりな丼で運ばれてきた。

◆らーめん¥500
・麺…ウエーブのある中麺、やや白っぽい
・スープ…油分たっぷり、脂少し浮く
・具…焼き豚1枚、メンマ、のり(8つ切り×2)、ねぎ

◆スープから麺が少し見えていて、張ってあるスープがやや控えめだった。添えてあったれんげは先端が通常のより丸みを帯びた陶器製で、持つと少し重量感があった。

スープは表面に油の粒子がたっぷり浮いていて(ところどころに背脂が浮遊していた)、がんこやよりこってりしてて味も少し濃く感じた。煮豚タイプの焼き豚には味がしっかり浸みていた。

らーめん全体としては、かなりがんこやに近いが、各パーツが微妙に違っていて、がんこやを飛び出してオリジナルならーめんの印象だった。

◇みそらーめんは、香辛料等で味を整えてあるようなインパクトのある味だった。

夫婦で切り盛りしてて家庭的な雰囲気なので、想像してたよりずっと親しみが持てる。意外に居心地がよく、値段もお手頃で、気軽にラーメンが食べられる店。


↑入口


↑ミニサラダ


↑らーめん¥500


↑みそらーめん¥550 



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