2005年03月01日 20:26

初めて行った店 05.3月 地図中央の赤い十字が店の位置
水海道市森下4346‐1  TEL 0297‐23‐1166

◇水海道にある蕎麦店。噂によく聞く店なので行ってみることにした。

常総線の北水海道駅の近くにある。つくばからは新しい方の354号を西に行き、294号との交差を過ぎて常総線を跨いだ直後の交差を左折、500m程先の二股を左に進む。200m行って、ココスのある交差を左折するとすぐに店があった。

駐車場はどこ?と辺りを見わたしてみると、道路を挟んで向かいの駐車場の数台分に『志な乃』というプレートがあった。斜め向かいにある少し小高くなってる空き地も駐車場のよう。

建物は和風の2階建てで老舗っぽい。玄関戸をガラガラっと開けて入ると、すぐ目の前にテーブル席(6人用位)があって、それを囲むように小上がりのお座敷席(4人×4)があった。お座敷のいちばん端は8人用位の囲炉裏席になってて、蓑(みの)、藁(わら)の草履や篭、ひょうたんなどが飾ってあって、昔の農家みたいな素朴さがあってくつろげる雰囲気。

左手奥の厨房では店主夫婦らしき50代位の男性と女性が働いていた。接客してくれた50代位の女性は近所のおばちゃんみたいできさくに対応してくれた。

メニューは

◆そば、うどん
・もりそば/うどん¥550
・ざるそば/うどん¥600
・合盛¥700
・とろろそば/うどん¥750
・わかめおろしそば/うどん¥750
・山菜おろしそば/うどん¥750
・おろし合盛¥800
・桂盛¥850
・手打ひやむぎ¥850
・鴨汁そば/うどん¥800
・鴨汁合盛¥850
・天ざるそば/うどん¥1000
・大皿合盛¥2300
・山菜そば/うどん¥700
・わかめそば/うどん¥700
・カレーうどん¥700
・鴨そば/うどん¥850
・とろろそば/うどん¥800
・天付釜揚¥1000
・天麩羅そば/うどん¥850

・蕎麦がき¥700
・揚げそば¥400
・ぎんなん¥400
・ししゃも¥350
・板わさ¥350
・酢わかめ¥350
・くらげうに¥350
・とりわさ¥400
・鴨汁¥400
・ホタテ酒蒸¥450
・茶碗蒸し¥450
・焼豚¥500
・天麩羅¥500

・酒¥400
・焼酎¥400
・ビール¥550
・ジュース、サイダー各¥150

この店の人気メニューの鴨汁合盛¥850と天ざるそば¥1000と蕎麦がき¥700を注文した。

正午近くなってきたら、家族連れや男性グループなどが立て続けに慣れた様子で入ってきた。近くの席に座った30代位の男性は1人で来て、座るなり鴨汁合盛¥850を注文していて、こういうおなじみさんが多いよう。

先に薬味が来て、少しして蕎麦がきがきた。丼にラクビーボールみたいな少し大ぶりの楕円形の蕎麦がきが入っていて、周りにはそば湯がはってあった。箸で取り分けようとしたら、かなり質感が堅めだった。食べるとずっしりした食感で、密度が濃い感じ。しっかりとお腹にたまった。

天ざるの天麩羅は四角い皿に色白にサクッと揚がった天ぷら(海老・茄子・いんげん・しいたけ・ピーマンなど)がこんもり盛り付けてあって(天つゆ付き)、ボリュームたっぷり。そばは茹でたてらしいみずみずしい状態で運ばれてきた。手打ちらしく形にばらつきのあるそばの上には、たっぷりのりがかかっていた。つゆは、うどんにもあうようなマイルドな食べやすいタイプ。

鴨汁合鴨のつけ汁には、焼いた長ネギ、えのき、しめじ、わかめ、鶏肉(or鴨?)三つ葉、ゆずなどが入ってて、具だくさんなつけ汁で、人気の理由がわかる気がした。合盛は丸皿にそば&うどんが半分づつ盛る付けてあった。うどんは手打ちのようで艶々と光沢があって、食べると伸びやかな弾力があってのどどしよくつるつるっと食べられた。このうどんのやさしい食感は、冷凍のさぬきうどんではとうてい味わえないもので、店の人気の秘密のひとつかも知れない。

そばにもつゆにも卓越した技は感じられないが、ボリュームたっぷりに素朴な味わいの手打ちうどん&手打ちそばが一緒に楽しめ、値段もお手頃価格なので、営業は昼だけのようだが、この地域になくてはならない存在のよう。

水曜定休     営業時間 11:00〜15:00


↑玄関


↑店内(テーブル席)


↑蕎麦がき¥700


↑鴨汁合盛¥850



↑天ざるそば¥1000


↑そば湯 



前回03.7.24 05.3月 地図中央の赤い十字が店の位置

◇『うなぎ食べ歩きシリーズpart2』第6弾は、牛久沼湖畔の6号沿いにある店。平屋の建物は屋根の傾斜がなだらかで、駐車場の入り口には篝火が焚いてあった。日本料理もあるためか、この付近の他のうなぎ店とは異なった外観。

外階段を5段ほど上って玄関を入ると、ロビーみたいなゆったりした空間になっていて(椅子は置いてない)右手にレジがあった。すぐに奥から着物姿の女性従業員が出てきて迎えてくれた。

テーブル席でよろしいですかと聞かれ、今回は座敷席にしようかと思ったが、サービス料が10%かかるというので、やっぱりテーブル席にした。

玄関から真っ直ぐ奥の方にあるテーブル席スペースからは、窓の外に葦原とその向こうに沼の湖面が見えた。(外に出られるドアがあって、屋外はデッキ風のベランダがあるみたい)

テーブル席スペースに2組客がいて、窓際にいたおじさんグループはビールを飲みながら喫煙してた。残念ながら禁煙席はないみたい。

メニューは
・うなぎひつまぶし¥2625
・うなぎ竹の子重¥1575
・うなとろ丼¥1575
・うな重(松)¥2100
・うな重(竹)¥2625

・うな重膳¥3465
・ミニうな重膳¥2625
・蒲焼き膳¥3465
・うなとろ膳¥3150
・鰻白焼き付きうなどろ膳¥4200
・天麩羅膳¥2625
・お造り膳¥3465
・お子さま膳¥1575

・ミニ会席あいりす膳¥4200(月〜土の昼は¥3150)

◆会席料理
・若紫¥5250
・玉鬘¥7350
・明石¥10500
・葵¥15750

◆和牛ステーキ会席
・和牛ステーキ膳¥4200、¥6300、¥8400
・追加1人前和牛ステーキ¥3990

◆御祝会席
・御祝膳¥8400、¥10500、¥12600
・鯛の姿焼き1人前¥3150

◆1品料理
・鰻蒲焼き¥1890
・鰻白焼き¥1995
・鰻肝焼き¥1050
・うなぎの天麩羅¥1260
・天麩羅盛り合わせ¥1575
・季節の蒸物¥630〜
・季節の煮物¥630〜
・季節の焼物¥630〜
・和牛のステーキ¥3990
・柳川¥945
・鳥の南蛮焼き¥840
・山かけ¥630
・茶碗蒸し¥420
・香の物¥525
・刺身盛り合わせ¥3100、¥5250、¥8400、¥10500

・鯉こく¥840
・鯉あらい¥1575

◆土産、引き出物
・うなぎ1本寿し¥1890
・蒲焼き、白焼き¥1680〜
・詰め合わせ¥5000

・うなぎ竹の子重弁当¥1575
・うな重弁当¥2100
・四季弁当¥2100
・御祝お重詰弁当¥4200

ミニあいりす膳にしようかとも思ったが、前回食べて気に入ったので、結局うなとろ¥1575とうな重(松)¥2100を注文。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。
うなとろ丼は、うな丼の上にとろろとうずらの卵&青のりが載っている。妙な組み合わせだが、うなぎの油分とタレの甘からさが、味の付いてないとろろと合わさると、味や油分が中和されるだけでなく、そのぬめりによってのどごしよくつるつるっと食べられる。うな重だと、だんだん濃厚さがこたえてきて、最後はもてあまし気味になることもあるが、うなとろ丼はつるつるっと食べられた。肝吸いは、手鞠麩が浮いてて風雅な感じ。3点盛りの漬物も立体的に盛り付けされてた。

うな重(松)は、値段が張るだけあって大きめのうなぎが柔らかく焼けていた。つぎ来る時は、ひつまぶし¥2625か、うな重膳¥3465(ミニなら¥2625)にして、会席らしさを楽しも〜っと。

◇ランチタイム11:00〜14:00 営業は21:00まで  無休
◇うなとろ丼¥1500など、常時メニューうな重(松)¥2000、うな重(竹)¥2500、など
◇テーブル席4人×5、2人×4、他にお座敷席多数 ◇駐車場…20台くらい


↑外観


↑店内(テーブル席)


↑うなとろ丼¥1575


↑うな重(松)¥2100 



05.3月 初めて行った店 店のHP
地図中央の赤い十字が店の位置

◇大阪中心に200店以上展開するチェーン店。『よってこや』だった所に、2005年3/9オープン。この店を営むイートアンド(株) は、よってこやも運営している。

現社長は、父親が脱サラして始めた餃子チューンを26歳の時に受け継ぎ、"フードサービス業"への転換を目指して、繁盛しているラーメン店の共通点を研究し、「頑固親父・屋台・ノスタルジー・冬・湯気」というキーワードを抽出し、1994年に「よってこや」を開発した。大阪王将は、独自ののれんチャイズというシステムを構築し、95%が成功するそう。

「大阪王将」と混同しやすい、「餃子の王将」という店もあるが、これは京都に本店がある全く別のチェーン。東京にいた時、餃子の王将にはよく行ったが、安くて内容のある料理で、関西人の合理性が感じられた。チェーン展開も、関東進出も、餃子の王将が先である。

黒の建物外壁は、よってこやだった時とあまり変わってないが、「よ」という文字の代わりに、大阪王将という大きな黄色の看板があって、メニュー板などが行儀よく貼られてて、砕けすぎた感じはなくなってた。

店頭には日替わりの内容が書いてあるうボードが掲示してあった。
本日の日替り:高菜チャーハン
       半ラーメン
       サラダ(からあげ付)¥714

店内は、よってこやだった時とレイアウトはほぼ同様で、中央に突き出てたカウンター席があって、その周囲にテーブル席が配置されてた。テーブルには赤いテーブルクロスがかかってて、中華食堂らしい感じ。カウンター上部は、点心などの実物写真の映し出されたパネルみたいな壁になっていた。

女性従業員に笑顔で迎えられ、席に案内された。座ってメニューを見た。

ランチメニュー(平日11:00〜15:00)は、日替わりセットメニューが1種づつある。
・日替わり¥714
・半チャンセット(半チャーハン+醤油ラーメン)¥714

日替わりもチャーハン&ラーメンのセットなので、半チャンセットとあまり変わらない。3月に来た時は、日替わりはザーサイと豚肉の炒め物の定食だったので、日替わりのメニューもマンネリ化してきたのかも。

ちょっと考えて、あっさり醤油ラーメン¥460、元祖焼餃子¥210、日替わり¥714、点心(3点盛)¥284を注文した。

奥の厨房では、男性従業員が2人ほど、わりと客席に近い場所で、客席側に背を向けて、中華鍋を振って調理していた。前の店舗のなごりか、何だか妙な位置で、妙な姿勢で調理してるって感じ。

■あっさり醤油ラーメン¥460
・麺…透明感のある縮れた細麺
・スープ…醤油色薄め、透明、塩分強め
・具…焼き豚1枚、メンマ、もやし、ねぎ

■運ばれてきたラーメンは、盛り付けがきれいで、作りたてらしくまあ熱かった。スープは透明で醤油色は薄く、口に含むとだしの風味は控えめで塩分が強く、塩ラーメンのようなあっさりした味。麺は細かい茶の粒子が混じってて、角がなく丸めんに近い感じ。もやしは軽く茹でてあって、しゃきしゃきした歯ごたえがあった。このあっさりしたスープだと、もやし特有の味が浮き上がる感じ。台湾ラーメンにはもやしが入ってるケースが多いので、そういう影響かな?

全体にたしかにあっさりしたラーメンで、マニュアル通りにきれいに作られてはいるが、素材を手塩にかけて作ったという躍動感は感じられなくて、あまりラーメンっぽくない。¥460という普通の値段なのでもっと手応えが欲しい感じもする。

餃子は6個入りで、焼きたてだった。厨房では、客席側を向いて作業してる男性従業員が1人いて、余り移動しないので見てたら、餃子の具を皮で包んでいた。

点心3点盛は、小籠包・蒸し海老餃子・ポークシュウマイの3点盛りで、蒸し立ての蒸気が立ってる状態で運ばれてきた。小籠包は皮を破らずにうまく口の中に入れられた。皮の中には、ほんのり生姜の香りのするスープが入っていた。ポークシュウマイは、柔らかい食感で、肉の風味薄くて、つなぎが多く使われてるのかも。海老餃子は、皮が透明できれいだった。点心は3種とも、調味料なしでも食べられるくらいしっかり味が付いてて、冷凍保存されてたような感じで、万人受けしそうな味。

日替わりは、高級感のある黒い和風盆に載せて運ばれてきた。
高菜チャーハンは、玉子・高菜・人参・長ネギ・ひき肉などが入っていて、きれいな彩りだったが、形が壊れているごはん粒が多くて、ぽろぽろした感じで、少し油も多めに使ってるよう。半ラーメンは、あっさり醤油ラーメンの1/2バージョンだった。サラダは、刻んだ人参・キャベツ・レタスだったが、少し苦みがあった。添えてあった唐揚げは冷めていた。

メニューをもう一度しっかり見直した。点心類を見ると(カッコ内の個数はメニューには記載されていない)、
・肉汁たっぷり小籠包(2ヶ入)¥284
・蒸し海老餃子(3ヶ入)¥284
・ポークシュウマイ(3ヶ入)¥284
・点心3点盛(小籠包・蒸し海老餃子・ポークシュウマイ各1ヶ)¥284

とある。計算すると、点心3点盛がいちばんお得。メニューにおすすめマークが付いていた小籠包は、お得ではない感じ。他のメニューでもおすすめは高価格の品な多い感じ。おすすめというのは、客にとってお得なメニューであるのが普通だが、このチェーンではちがうみたい。

・ニラともやしの強火炒め¥525
・ガーリックチャーハン¥557(チャーハン¥452)

という風に、品名に修飾語を加えてある。ニラともやし炒め¥525なら高く感じるが、聞き慣れない品名にすることで、割安の印象を与えられるのかも。はやりすたりのない日常食を、おいしく、安く提供するという大阪王将の主張とはちがう感じもするが、お手軽に大阪の人気の中華食堂で食べられるのは便利。

↑外観


↑日替わり¥714


↑あっさり醤油ラーメン¥460


↑元祖焼餃子¥210


↑点心3種盛¥284 



2005年02月01日 20:22

05.2月 初めて行った店 地図中央の赤い十字が店の位置

◇2004.12/1に東大通り沿い(珍来があった所)にオープンした。倉庫かと思うようなシンプルな箱形の建物。

どうやら、この店はカジュアルイタリアンの店として全国に約17の店舗を持つ『PISILINO』(=ピソリーノ)の新しくできた姉妹チューンのようで、熊本に次いで全国で2店舗目の店のようで、珍来が経営してるという噂。

店の前の広い駐車場に止めて、店内に入ると従業員が一斉にイタリア語っぽいかけ声で元気に迎えてくれた。

店内は右手には厨房とケーキが並ぶショーケースなどがあって、左手側が客席コーナー。床が板張りの店内は、白を基調に窓枠が青で、さわやかさ漂うカジュアルでまた、適度に落ち着けるハイセンスで都会的な雰囲気。

女性従業員に席に案内され、メニューを見た。

メニューは、ナポリピザ16種、パスタ22種を中心に、デリと呼ばれる前菜風の1品料理10種、ケーキ9種などがあって、単品での注文も可能だが、それらを組み合わせたナポリ・ミラノ・フィレンツェ・ローマなどイタリアの有名都市の名前の付いたコースでの注文に心動かされるしくみになっていた。

ちなみにコースは、

・ミラノコース¥1000
 ピザorパスタ+ドリンク

・フィレンツェコース¥1280
 ピザorパスタ+ケーキ+ドリンク

・ローマコース¥1280
 ピザorパスタ+サラダorデリ+ドリンク

・ナポリコース¥1480
 ピザorパスタ+サラダorデリ+ケーキ+ドリンク

しばし考えて、いろいろ楽しめるナポリコース¥1480を注文した。

先にサラダとミラノ風カツレツが運ばれてきた。
サラダは、三角の白皿に生野菜と生ハムがきれいに盛りつけされてた。ミラノ風カツレツは、下に敷いてあるソースが缶詰のホールトマトみたいな風味のものだった。

ピザのマーレ(魚介&オリーブなどが入ってるもの)は、表面積が1人前にしては大きめだが、ピザ生地は薄めだった。ナポリから2ヶ月以上もかけて2トン以上もある新窯を運んだそうだが、トッピングの魚介類が冷凍だったためか、魚介からと思われる水分で、生地が湿っていて、水っぽい焼き上がりのピザだった。

パスタは、両手付の、表面エンボス加工のフライパンが、台座付きの状態で運ばれてきた。この店は自家製生パスタということだったので、期待していたのだが、麺は断面が楕円形のやや細めのつるつるした感が特徴のパスタで、いわゆるスパゲティ特有の食感はなく、味も淡泊で、期待とはちがったような印象。

食後のケーキのティラミスとチョコレートシフォンは、最近のつくばのデザートとしては地味な感じだが、きれいに盛られていた。

従来のピザ・スパゲティよりライトな味と内容で、インパクトのあるイタリアンの味ではなかったが、スタイルはイタリアンの雰囲気なのかも。ちょっと物足りない感じはするが、コースで頼むと単品ずつで注文するより、お得な値段にはなってる。軽い気持ちでイタリアンを楽しめそう。


↑外観


↑店内

◆サラダ&デリ

↑ミラノ風ビーフカツ


↑今週のサラダ

◆ピザ&パスタ
↑マーレ


↑アラビアータ

◆ケーキ

↑ティラミス


↑チョコレートシフォン

◆ドリンク

↑カプチーノ 



初めて行った店 05.2月
地図中央の赤い十字が店の位置

◇LALAガーデン2階にあるイタリアンビュッフェ。週末になると行列ができてて、知り合いの間でもよく話題にのぼる。

パパゲーノは、北海道〜福岡に14店チェーン展開中で、ほとんどがアピタやイオンなど大型ショッピングセンター内にある。「身近な機会に気軽に利用できて、しかも本格派の味が楽しめる」というコンセプトだそう。『すかいらーく』の子会社が手がけた下記8種のブッフェレストランの1つ。

・「イタリアン バイキング パパゲーノ」
・「カーニバルブッフェ」…関東〜中京に20店舗
・「ブッフェレストラン フェスタガーデン」…北海道〜福岡に17店舗
・「THE BUFFET(ザ・ブッフェ)」…北海道札幌に1店
・「ブッフェ グランチャイナ」東京町田に1店舗
・「ザ・スカイブッフェ」神戸に1店舗
・「グランブッフェ」大阪と兵庫に2店舗
・「The Buffet Style SARA」京都に1店

店名は、モーツァルトのオペラ『魔笛』に出てくる道化的キャラの名から付けたのかも。

店頭の掲示板を見た。

◇ランチ…11:00〜15:00(毎日)
 平日(大人)¥1239(小学生)¥714、
 土日祝(大人)¥1449(小学生)¥1029
◇ディナー…17:30〜23:00(土日祝は17:00~)
 毎日(大人)¥1659(小学生)¥1029。
◇ソフトドリンクバーは常時+¥105 

料金表の上に「ただいまのお時間90分の時間制限をさせていただいております」というプレートがかかっていた。

ガラスの玄関扉を開けて、店に入ると、すぐ左手のカウンター内に女性従業員がいて、スムースに席まで案内してくれ、時間は90分ということを説明してくれた。

ソフトドリンクバー+¥105の追加を聞かれたが、炭酸や甘いドリンクを飲むと、お腹がいっぱいになって食べられなくなるので、追加しなかった。酒類もあって、ビールはノンアルコールビール¥399、中ビン¥525、中ジョッキ¥504、ワイン、日本酒もあった。

店内は、右奥に半オープンの厨房があり、その厨房に沿うようにして奥から玄関近くまで、アイス、ドリンク類、カレーやフライドポテト、パスタなど温かい料理、ピザ&パン、サラダなど冷たい料理、デザートという風に並んでいる。

LALAガーデン内の他店(平禄寿司、茂蔵、アップルキッチン、フランス亭)に比べれば広めだが、通路側にしか窓がないため少し暗く、シンプルなテーブル席が間隔狭めに詰め込まれてて、ややエコノミーな印象。

テーブル上にはお皿は準備されてないので、手ぶらで料理を取りにいった。お皿を準備されてると親切なように感じるが、手ぶらで料理を取りに行ける方が楽だし、毎回きれいなお皿に料理をよそってこれるこのシステムの方が便利に感じた。

料理は、
・カレー…1種
・パスタ、ドリアなど温かい料理…約10種
・ピザ…2種
・パン類…4〜5種
・サラダ、マリネ、浅漬けなど冷たい料理…15種
・ケーキ、フルーツなど…約10種

これらを中心に、子どもの好きなフライドチキンやポテトなどの揚げ物、ソフトクリーム(自分でよそう)やジェラート類が脇を固めていた。

パスタはトマト・クリームなど、数種がコンロ式の保温設備の上に常に4〜5種並んでいた。具は控え目で、1回に作る量は抑え気味。なくなって次に置かれたのは、前と異なる味のパスタだった。

平日の正午前だったが、店内は1/3位の客入りだった。温かい料理コーナーには料理がのってない保温コンロが常時1〜2あったが、調理中らしい。1回に作る量を抑えて、料理の回転を円滑にし、食べ残しが少なくなるようにしてるみたい。

料理は、スパゲティ、ピザやトマトを使った料理が並んでて、イタリアンっぽいが、唐揚げ、カレー、フライドポテトなど、子どもの人気メニューもある。ご飯や肉類もあり、サラダコーナーには浅漬のような和食っぽい料理も並んでて、和食党のおじさんも困らないようになってる。

イタリアンは材料が高コストなため、儲かりにくいと一般に言われている。しかし、この店はイタリアンに特化して、普通のバイキングの売りの寿司・焼肉・カニなど高コストメニューをそぎ落とし、料理の内容・量、メニュー構成によりロスが出にくいよう綿密な工夫がなされてるみたい。

料理内容としてはやや密度の薄さはあるものの、お得に食べたいっ!、という女性や、好きな物を好きなだけ食べたいっ!、という子供の欲求を真正面から受け止めてるって感じ。

給料日後に家族揃ってぱあっと食事という場所柄なので、その辺りもしっかり計算に入れて店づくりされてて、さすが食べ放題業界のトップの手腕を感じる。

料理内容は月替わりになってるとのこと。好みの異なるいろんな年代の人が一緒に来ても楽しめるファミリーターゲットの店。


↑外観


↑店内


↑パスタなど温かい料理コーナー


↑サラダなど冷たい料理コーナー


↑ピザ&パンコーナー



↑デザートコーナー 



初めて行った店 05.2月 地図中央の赤い十字が店の位置 
つくば市緑が丘23−1 TEL 029-836-5138

◇つくば西南の閑静な住宅地の中にある店。『うなぎ食べ歩きシリーズpart2』第5弾。

谷田部インターから南西に1.5km程行って、東側にある緑が丘団地の中にある。ちょっとわかりにくい場所にあったが、少しぐるぐる回りながら探してたらとわりとすぐに見つかった。この近所で唯一の飲食店なのかも。

店頭に4台分の駐車場があって、端に店の車が止まってた。暖簾には�うなぎ��川魚料理�と書いてあった。想像してたより小ぶりな建物で、近隣の食事処兼居酒屋という感じの外観。

入ると、右奥が厨房とそれに面したカウンター席(3席)で、手前にテーブル席(4人×2)があった。左は小上がりのお座敷席になってた。こぢんまりした店内に、川魚(?)みたいのが泳いでる水槽、たぬきの置物、だるまなどが整然と置いてあって、庶民的で懐かしい雰囲気。中央の石油ストーブが燃えてて店内は温かかった。

空いてる席に座ると、50代位の女性がお茶をもってきてくれた。厨房には店主らしい50代くらいの男性がいて、夫婦で切り盛りしてるよう。

メニューは
・うな重(特)¥2300
・うな重(上)¥1800
・うな重(並)¥1300
・うな丼¥950
・蒲焼定食¥1300
・蒲焼(上)¥1580
・蒲焼(並)¥1050
・白焼き¥1050

・うなぎ唐揚げ¥1250
・うなぎ天ぷら¥1250

・柳川鍋¥800
・鯉あらい(2人前より)¥800
・天ぷら盛り合わせ¥850
・川エビ唐揚げ¥680
・あゆ塩焼¥650
・車エビ塩焼¥1200
・カエル塩焼¥1350
・きも焼き¥420
・ザッコ¥750
・タン貝¥500
・タニシ¥420
・あん肝¥1000

・天丼¥850
・天重¥740
・親子丼¥630
・玉子丼¥530
・かつ丼¥740
・天ぷら定食¥1050
・柳川定食¥1000
・とんかつ定食¥1050
・御飯¥200
・お新香¥400

住宅街にあるので、かつ丼など一般のメニューもあるが、うなぎの天ぷらや唐揚げ、白焼きなどもしっかりある。タニシなど懐かしいメニューもあり、カエル塩焼きもあって、本格的なうなぎ・川魚料理店の感じ。

ちょっと考えてうな丼¥950とうな重(並)¥1300を注文した。

ちょっと待ってたら、うな丼とうな重が運ばれてきた。
うな重(並)は思ってたより、ちゃんとした大きさのうなぎが載ってて、えっ、これで並!?って感じ。うな丼は並べてみれば、うなぎは控えめだけれど、値段を考えれば納得だし、子どもならこれで満足できるだろう。漬物は3点盛りで、デザートのグレープフルーツが付いてた。

下ごしらえがちゃんとしてあるので、そんなに待たずにうなぎが食べられた。うな丼もうな重もお手頃価格なので、近くに住んでたら出前たのんじゃいそう。住宅街にあるので定食屋のように見えるが、うなぎや川魚料理をしっかり楽しめそうで、懐かしい雰囲気で飲みたいおじさんたちに向きそう。


↑玄関


↑店内


↑うな丼¥950


↑うな重(並)¥1300 



初めて行った店 05.2月 地図中央の赤い十字が店の位置  店のHP

◇東大通りから東に入って30m程の場所にある割烹。古くからある店のようだが、白いタイル張りの外観なので行きそびれていた。通りがかりに立ち寄ってみた。

駐車場は建物の隣と(小道を挟んだ)向かい側にあった。建物は、洋風と思ったが近くで見ると玄関周りは和の雰囲気。。和洋折衷のレストランと思っていたが、頭上に『割烹 一の矢』の立派な看板があった。

入口近くに

◆本日のサービス定食
・A¥998:目鯛刺身、すずき天ぷら、飯蛸マリネ、青のりお吸物
・B¥1365:まぐろ刺身、大羽鰯フライ、つぶ貝煮浸し、青のり

と目立つように掲示してあった。玄関脇のショーウインドー内には料理の見本が陳列してあった。日替わりサービス定食ってランチ?夜もやってるのかな?とか考えながら店の中に入った。

入ってすぐのところは、木の枝などが活けてある大ぶりの花瓶が飾ってあって、ゆったりした待合いコーナーみたいになってて(右手側の棚には酒類が陳列してあった)、左手側にはお座敷席(2間をつなげて使ってあった)があった。3〜4m奥に入って行くと、大人の身長くらいありそうなアンティーク調の時計の脇がレジコーナーになっていて、その左手〜奥がテーブル席になっていた。

従業員にどうぞといわれて、お座敷席に通された。午後の1時ちょっと前だったが、お座敷の席は家族連れや男性グループなどで半分以上が埋まっていた。スーツ姿のビジネスマングループは食べ終えてくつろいでるところだった。このお座敷、壁にポスターやメニューがたくさん貼ってあって、庶民的なムード。

メニューは豊富で、びっくり丼という強大な丼を初めとした丼もの、そば(orうどん)、寿司、定食などもあった。値段はだいたい¥900〜1500。サービス定食にしようと思っていたが、貼ってあったメニューの中からカキフライ定食¥950と天丼セット¥893を見つけて、急遽それに変更して注文した。

この店、経営者の家族っぽい40代くらいの男性と女性が注文を取ったり、料理を運んだりしていて、家庭的な感じで田舎の割烹という感じ。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。

カキフライ定食はお皿にふっくらしたカキフライが脇にタルタルソースと生野菜、オレンジを添えて盛り付けてあって。これにひじきの小鉢、ごはん、みそ汁、漬物が付いていた。

天丼セットは、(温かいうどんor冷たいそばを選べる)、ミニ天丼、温かいうどん、小鉢(ひじき)、漬物が」付いていた。天丼には海老、なす、ピーマンなどの天ぷらがふわっと家庭的な衣で揚がってた。うどんは少し細めのつるつるのどごしのいいタイプのうどんで食べやすかった。

筑波大学ができてすぐ後の昭和50年に開業したそう。その頃のつくばをイメージさせるような雰囲気もあった。料理はボリュームがあったし、食後にはサービスのコーヒーが付いていた。割烹とファミレス両方の要素を持ちながら、地域に密着してるような雰囲気の店なので、家族連れでも行きやすそう。


↑玄関


↑お座敷席


↑カキフライ定食¥950


↑天丼セット¥893


↑コーヒー 



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